循環型社会創造企業からの学び1
おはようございます♪
一人時間あたりの稼ぐ力を増やし
働き甲斐と業績を最大化する専門家。
人生経営と会社経営を同時に黒字にする
感動経営コンサルタント 佐々木千博です。
昨日は石坂産業とサイボクハムという
埼玉県を代表する超優良企業2社の
ベンチマークに伺ってきました。
※ベンチマークとは?
優れた企業から経営のあり方・
やり方を直接学ぶ手法のことです。
両者ともカンブリア宮殿でも
取り上げられるような企業ですが、
両者とも特に学んだことは
二人の経営者の在り方のすごさでした。
今日から何回かに分けて
それぞれの会社から学んだこと、
そして石坂典子社長、笹崎静雄社長
から学んだことを少しずつ
お伝えしていきたいと思います。
今日は、石坂産業・石坂典子社長への
質疑応答から、私が理解したところを
お伝えしたいと思います。
経営者の三大要素
※質疑応答の速記録ではありません。
私が聞き・感じ・理解したところのものを
翌日朝に書いているものです。
【質問の概要】
経営者には、意志力、構想力、情熱・統率力
が必要だが、石坂社長のそれらの源泉は何か?
それぞれをどのように考えているか?
【石坂社長の答え】
●意志力
使命感 利他・社会的意義が源泉となる。
石坂社長は父親の高い志創業への想いに触れ、
社長を受け継ぐというよりも
創業者の想いを受け継ぐと決意された。
そして 産業廃棄物中間処理業は、
社会にはなくてはならない
素晴らしい仕事だと考えている。
そんな素晴らしい仕事をする
従業員の皆様に誇りを持ってもらうこと
そして産業廃棄物中間処理業を
中核的な職業にしなければならないという
その使命感社会的意義が意志力につながっていると思う。
●構想力
子供の頃よく山に連れていかれた。
遊園地に並ぶのが嫌いな両親で、
子供は山に放っておけば自由に
遊ぶので良いと考えたのだろうと思う。
私は子供の頃、お前はサルか?と言われていた(笑)
学ぶことは単なる文字情報を覚えることではなく
五感を通じて心と体で学ぶことが重要だと思う.
今里山で子どもたちに自然から学んでもらう
活動も行っているが,
現代の教育に五感から学ぶ要素が
希薄になっていることにとても危機感を感じている。
子供達に里山体験での感想を聞いても
暑かった痛かった美味しかった
といった五感に関する感想がほとんどである。
幼少期より、私にはそのような五感を
通じた遊び・学びの機会が多くあったことが
構想力、答えのない問いを作り出す力、
新しいゴールの絵姿を描く力に
繋がっているのかもしれない。
●情熱
情熱とは、絶対やりたい!
思いを達成したい!という
思いのことだと理解している。
話の中でも入ったがこれからの時代は
循環型社会になっていかなければいけない。
SDGsの12番には「つくる責任、使う責任」
というものがあるが、
当社ではこれに「 捨てる責任 」も
加えなければならないと考えている。
この捨てる責任を担う当社の事業は、
循環型、サーキュラー社会を実現する上で
極めて重要で、中心的な誇りある事業
であるべきである。
このビジネスが世界の中心にくるようにしたい!
私の代で実現できなくとも、
私の次の世代が実現してくれると信じている。
●統率力
せっかち。昔から。
決められないなら決めちゃおう♪
中学の時に女性ながら、応援団長を
したような
持って生まれたものもある。
自分が統率力があるかは分からないが
社員に聞いみたら、
「責任感ある人についていきたい」
と言っていた。
人は最終的に責任をとってくれる
人についてくると考える。
仕事を任せても結果に責任を持つ、
責任から逃げない経営者に
統率力がそのあるのではないか?
経営者・リーダーには
責任感と情熱が絶対に必要だと思う。