元上場成長企業トップの教え(6)個の幸福が、顧客の満足を生み、業績になる

三方未来よし経営(R)のビジョン達成を
社風・人財開発とマーケティングで支援する

(株)佐々木感動マーケティング
佐々木千博です。


★今日のCONTENTS★

【Contents】
 元上場成長企業トップの教え(6)
  個の幸福が、顧客の満足を生み、業績になる

【YouTube】 生産性向上、3つの観点

【Book】 毎日更新・今日の読書「心に革命を起こせ」


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 【Contents】元上場成長企業トップの教え(6)   個の幸福が、顧客の満足を生み、業績になる
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先日、とある元上場企業社長A氏から
会社を継続的に成長させるポイントを
教わる機会がありました。

あまり具体的には書けないのですが、
私が理解したところを数回に分けてお伝え
したいと思います。

ーその会社の主な特徴ーーー

・一部上場企業
・成熟産業
・サービス業
・ずっと成長し続けている会社
 在任中にも何倍も成長

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『個の幸福が、顧客の満足を生み、業績になる』


この会社(A社)の特徴は徹底的に、
個人の尊厳を尊重していることです。

個人の尊厳を大切にするから、
個人の意思決定を大切にします。
議論を大切にします。

機械の歯車のような、金太郎飴のようなメンバーの
集合体でなく、個が輝きながら、ブランドの一貫性を
もった組織を目指しているので、
ある意味、厳しいところがあります。

前例主義・権威主義・責任放棄などは
この会社ともっとも縁遠いものです。


自分の意見をもって、常に仕事をしなければ
ならないという意味で、合わない人には辛いでしょう。

しかし、自ら想いをもって、
自立連帯の組織で仕事をしたい人にとっては
最高のステージの一つです。


そういった人達が輝くから、
主体的・積極的な顧客サービスが開発され、
現場でホスピタリティが体現され、
それが業績につながる。

この『善循環プロセス』を
徹底されています。


ここから言えるポイントは

・何を起点にするか?
 A社は、「一人一人の働く人」を起点にしている。
 御社は何を善循環の起点にしますか?

・働く人を起点とする場合、その働く人の人物像は明確か?
 お客様であれば、お客様像は明確か?
 御社の起点となる基準は具体的・明確ですか?


善循環の起点、今一度確認したいですね。


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 【YouTube】生産性向上、3つの観点
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生産性向上は、今やどの会社でも
極めて重要なテーマです。

単に残業削減ばかり叫んでいる
残念な会社もありますが、
そんな会社に未来はないでしょう。

業務内容・業務プロセスの見直しだけでなく、
多角的に生産性向上を考えたいものです。


▼動画▼
https://www.youtube.com/watch?v=8gtHspKUzQ0

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 【Book】毎日更新・今日の読書       「心に革命を起こせ
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人財の理解力・考える力・創造性の開発なしに
企業の未来はありません。朝礼と同じように、
会社で定着させたい習慣が読書・アウトプット習慣です。

尚、「AI分析で分かったトップ5%社員の習慣」によると
28社の調査で、一般社員95%の読書量は年平均2.2冊、
トップ5%社員は20倍の年48.2冊です。
社長は言うに及ばず、リーダーに読書は必須習慣ですね。

*毎日、本の章単位などで、大切と感じた所を抜き出し
 関連した私の想い・考えを記載します。
*「書評」や「まとめ」ではありません。
*引用は太字部分です。
 一言集約「」、以降に考え等を記載します。

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心に革命を起こせ」 昭和44年初版刊
著者:田辺昇一 
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第三章「人」 37

「経営がどうも思わしくない、どこに欠点があるか調べてくれ」と相談を持ちかけられ、出かけていってまず気づくことは、こういう会社の多くは、「上も下も考え方や観測がバラバラだ」ということである。(中略)企業内でもっとも不足しているのが、的確にして十分な情報なのではあるまいか。情報が不足しているところに限って、憶測が憶測を生み、疑惑や不安や邪推に満ちたうわさが流れる。

「ブレない考え方の軸と、
 適正・適時の情報開示が健全な組織の基本条件」


同じ情報を得ても、その情報を処理する考え方が
バラバラでは、組織は成果を出し得ない。

考え方がそろっていても、
適時・適正の情報がなければ、
人により得る情報が異なれば、
環境適応はおぼつかないだろう。

コロナ禍で「星のや」は倒産確率というものを
方針と共に働くメンバーに伝えたが、
考え方と適時・適正な情報があればこそ、
健全な危機感も主体的な行動も生まれてくる。

第三章「人」 38

会社のなかで、仕事はよくできるが、組織にのらない、という人物がときにはいる。組織にのるのらないは、仕事にせよ、人間関係にせよ、自分本位に活動するか否かにかかっている。自分の能力を人をはかり、自分の欲求で人をはかり、自分の感情で人を判断する。すべてに自己中心的姿勢が出るからである。つまり、考え方と感情の動きが社会的に未熟なのである。子供なのである。


「私利私欲から、三方未来よしへ」

自分の能力・欲求・感情で人をはかり・判断する。
ドキッとする言葉である。
自分と比較して、あの人は出来る・出来ない
と値踏みしている自分が全くいないと言い切れるか?
自分の欲と完全に離れているか?
と言われると、正直言い切れない。
私も子供なのだろう。

正直、完全に滅私奉公・私利私欲ゼロには
なかなかなれそうにない。
生きる以上、自分の欲も満たしたい。

そこで、「相手よし、自分よし、
第三者よし、未来よし」の三方未来よし。
せめて「相手よし」からの日々の言動としたい。

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