「で、結論は?」と言われる人へ

チームSKM 吉田です。

会議で5分話したのに、上司から「で、結論は?」と言われた。
そんな経験はありませんか?

テレビで最近よく見かけるコメンテーターでも、
司会の問いに対して
「結局何が言いたいのか分からない」という
場面を見かける一方で、短く的確に答える人もいます。

この差はどこから生まれるのか。

実は、ビジネスの現場でも同じことが起きています。
同じ内容を伝えているはずなのに、
「短く的確に人を動かす人」と
「話が長く結論が見えない人」に分かれる。


この差は才能ではありません。
相手の時間を尊重し、
構造化して伝える技術を持っているかどうかです。


<伝わる話の「骨格」:PREP法>

報連相では「結論から話す」ことが
基本として指導されます。

その中でも、短時間で要点を確実に伝えるための
王道の型が PREP法 です。

・結論(Point)
・理由(Reason)
・具体例(Example)
・結論(Point)

この順番にするだけで、相手の理解スピードと
意思決定の速さは大きく変わります。


<「時間」で設計する:新聞の見出し術>

優れた話し手は、相手の使える「時間」に
合わせて話を設計しています。

私が新入社員の頃、上司から教わった言葉を
今でも鮮明に覚えています。

「報告する時も、連絡文を書く時も、
 新聞の見出しを意識しなさい。」

この教えは、今振り返っても本質を突いています。


新聞の構成に置き換えると、話の組み立てが
一気にわかりやすくなります。

・30秒 → 見出し(結論のみ)
・1分 → 小見出し(理由まで)
・5分 → 本文(具体例・示唆まで)

例えば上司への報告。
30秒しか時間がないのに背景から話してしまうと、
その時点で「聞いてもらえない話」になります。

まずは1分で話せる骨格を作る。
そこから必要に応じて厚みを足したり、削る。

この設計力こそが、報連相やプレゼンの質を決定づけます。


<人を動かすのは「感情」と「イメージ」>

ただし、結論だけでは人は動きません。

重要なのは3つです。

・事実(ロジック)
・構造(PREP)
・感情(なぜ大事か、自分の思い)

例えば、
「売上が上がりました」だけでは弱いですが、

「この施策で売上が上がっただけでなく、
現場の生産性も向上し、チームの雰囲気が明らかに良く
職場の士気があがっています」と伝えると、
一気に「次のステップに動きたくなる話」になります。

人は情報ではなく、イメージと感情で動くのです。


<「相手への思いやり」がすべてを決める>

結局のところ、話し方の本質はシンプルです。

・相手は何を知りたいのか
・何を判断したいのか
・この言葉で伝わるのか

自分のために話すのではなく、
相手の時間をどう使うかを考えること。

これができる人だけが、「伝わる人」になります。


<まとめ:話し方は磨ける技術>

話し方は才能ではありません。

・結論から話す
・時間で設計する
・感情を添える

この3つを意識するだけで、伝わり方は劇的に変わります。

もし「分かっているけど、実践できていない」と感じた方は、
実際のケースをもとにトレーニングすることが重要です。

さんよし会では、こうした「伝わる話し方」を
実践形式で磨けます。

日々の報連相から変えていくだけで、
あなたの言葉は確実に「人を動かす力」に変わります。


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