その会議、誰の意見か分からなくしてしまえば?

おはようございます♪

人とチームの生産性革新を通して
「働き甲斐」と「業績」を同時に高める

感動経営コンサルタント 佐々木千博です。   

昨晩は、私も代表を務めるチームGA
という会議をイノベーションする、新しい
会議開発中のチームで、

あるIoTサービス開発会社と、
新しい事業展開・用途開発の可能性を
検討するワンポイントのアイデア会議
セッションをしていました。

後の、経営者の方の感想として、
「自社だけでは到底出てこなかった視点
が沢山でてきた」
との意見を頂き、
改めて、会議はまだまだ発展の
余地があるなと再確認しました。

さて、「その会議」シリーズに
なってきましたが、

今日は、「その会議」
「誰の意見か分からなくしてしまえば?」
ということでお届けします。

誰の意見か分からない効用

一般的には、大人なんだから、
自分の意見に責任を持たないといけない。

誰の意見かが大切だ。

そんな意見もあると思います。

勿論、それも一理も二理もあります。

しかし、状況・運用によっては、
マイナス面もあることを理解して
おく必要があります。

それは、

・純粋に内容を議論したいのに、
 誰の意見かにひっぱられること

・誰かの意見に遠慮して、
 自分の素直なアイデアや意見・想い
 が言えなくなること

・〇〇さんがそういうなら・・
 と思考停止状態になってしまうこと

・アイデアの内容より、誰の意見かで
 意思決定が歪んでしまう事

・違う意見発信者のアイデアを
 結合したり統合しにくくなる場合
 があること

などです。

勿論、現実社会では、
「何を言うか より 誰が言うか」
の部分はありますし、
それが重要な場合もあります。

しかし、純粋に新しい可能性を発見
するアイデア会議・ブレークスルー会議
などでは致命的です。

発言者が上位権限者であるとか、
実績のある人であるとか、
存在感の大きい人であるいうことと、
いいアイデアかどうかは本来、
別のことだからです。

参加者がフラットな議論に習熟
しているメンバー同士であったり、

フラットに議論できる
安全・安心・ポジティブな場が出来て
いれば大丈夫ですが、

一般的には、そうでないケース
の方が多いと思います。

その場合に、「あえて」誰の発言か
分からなくしたり、ぼんやりとさせる
手法を組み込むことが有効です。

人や場が変わるのには、
一定の時間がかかりますが、
まずすべきは、今・その会議を
変えることだからです。

そういったことへの処方箋として
昨日書いた、発言順の工夫

▼発言順の記事▼
https://s-kando.com/2020/03/24/junnjo/

もあります。

ホワイトボードを上手く活用すること
で、誰の意見かより、ホワイトボード
記載内容だけを見て議論することで、
「積み石効果」を発揮する方法もあります。

また、書いた内容を貼っていく、
それをもとに議論をスタートさせる

などの方法があります。
工夫は他にも色々できますが、

意図的に誰の意見かを
分からなくした方が
アウトプットが良くなる場合がある

ということと、
その方法を持っておくことが
大切ということです。

純粋に多様なアイデアを出したい会議、
新しい知恵を生み出したい会議、
まずは自由闊達に検討したい会議で、

誰かが発言すると、クリエイティブな
議論が終わってしまう。

何となく、誰かの発言を機に
会議の結論が出た雰囲気に
なってしまう。

となってしまうことが多いと
感じられる場合、「あえて」誰の意見、
アイデアか分からなくしてしまう
という手法を使ってみてください。

コロナ対策の新情報・無料申込開始
4月のオンラインLiveセミナー

★コロナでも頑張る事業者様を応援!
6月まで無料開催にしました♪

(ただし、メルマガ読者限定特典)

4月20日19時~ ZOOMにて
春の3ヶ月連続新人育成セミナー第2弾
部下育成、前編「伝え方と教え方」

・求める人物像は?
・コミュニケーション3つの型
・タイプ別の伝え方
・教える5点セット
・教えずに教える3つの形式と7つの質問

【申込】https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=avfJqOei
※Liveセミナーなので、後日動画等を提供する
 サービスはしません。お見逃しなく。

PS.
毎月ずっと無料で受ける方法があるとしたら…?
圧倒的コストパフォーマンス!
「人が輝く経営実践会」はコチラ
https://kando.or.jp/