「やりきるマネジメント」例外をつくらない
とある会社の営業支援をしている中で出てきた組織のやりきり力を高める
「やりきらせるマネジメント」
色々ありますが、ポイント3つだけお伝えをしました。
(1)部下はできると部下以上に信じる
(2)日々の確認とフィードバック
(3)例外をつくらない
今日は、その(3)「例外を作らない」です。
これも、ある!ある!な話です。
私もやってしまうことがあります。
が、厳に慎まねばなりません。
こんな言葉、あなたの社内でありませんか?
「今週は◯◯があったから仕方ない」
「◯◯さんは、お客様が特殊だから仕方ない」
「今回だけは、◯◯はOKにしよう」
「これくらいなら、今回は目をつぶろう」
「蟻の一穴」という言葉があります。
これらの言葉は、まさに「蟻の一穴」になりえます。
こんな言葉から、例外Aが生まれます。
すると次回から例外Aは簡単に多用されるようになります。
楽ちんだし、便利だから・・・
しばらくすると、例外Aが普通になり、そのうち、
例外Aよりも更にルールから外れた例外Bが誕生します。
この例外Bも少しずつ、一般的に使われるようになります・・・
そうして、組織の規律やルール、頑張って積み上げてきたものが崩れていきます。
軽い気持ちで発した「蟻の一穴」言葉、例外の許容が
会社をダメにしてしまうことがあります。
例外を許さない厳しさと強さを持ちたいものです。
あなたの会社内での「蟻の一穴」言葉、自分含めてチェックしてみてくださいね。
(補足)
今回、言葉を軸に書きましたが、行われた例外を見て見ぬふりをす
当たり前ですが、念の為。