投資・機械化・AI化は何のため?…循環型社会創造企業からの学び8
おはようございます♪
一人時間あたりの稼ぎ力を増やし
働き甲斐と業績を最大化する専門家。
人生経営と会社経営を同時に黒字にする
感動経営コンサルタント 佐々木千博です。
配設定をうっかり忘れていました。
いつもと違う夕方の配信ですが
ご容赦ください。
さて今日は石坂産業編最終回と
一旦させていただきます。
また機会があれば取り上げたいと思います。
初代がゼロからイチを作り、
2代目が1から10をつくる
第二創業のお手本のような会社です。
是非これからの大変革の時代の
経営の参考になれば幸いと思います。
投資・機械化・AI化は何のため?
石坂社長は常に新しい機械設備や AI を
積極活用していくことに貪欲です。
例を挙げると、 以下の様なものがあります。
例えば電動重機。
通常の ショベルカー等と比べると、
投資コストがおよそ2倍くらいかかるそうです。
そんな電動重機を24台中8台も導入されています。
電動化により排気ガスがなくなり
働く方が健康に過ごせるとのことです。
また、将来的にその電気を自社で賄える
ようになれば、エネルギーの有効活用も進みます。
現在の工場も、年商と同じかそれ以上くらいの
投資をして作られました。
かつて働いている方が、雨の中、雨合羽を着て
作業していた状態をなんとか改善したい。
従業員に選ばれない会社が、
地域に選ばれるはずがないという
強い思いからです。
最新の取り組みでいえば、
廃棄物の選別について
最新の AI 技術の活用の
実験を進めておられます。
電動重機にしても、
最新の AI 選別機についても、
既にあるものを購入するのではなく、
メーカーと共同研究してまで導入を進めています。
それによって廃棄物の再生率100%を
目指すということと、
従業員の方の働く環境を改善するという
目的が果たせるからです。
私は見学の時に、
説明員の方にこんな質問をしました。
「機械化や AI 化によって仕事を
奪われるのではないかという
従業員の方の不安はないのか?」
という質問です。
確かにその仕事はなくなるかもしれないが、
もっと人間にしかできない仕事
例えば循環型社会を推進を人に伝えていく
といったことができるし、仕事がなくなる
のでなく、より人にしかできない新しい仕事
に変わっていくと考えている。
とのことでした。
今 AI 革命という言葉が盛んに叫ばれています。
生産性向上の観点でも、
AI の有効利活用は避けられませんが
それを何のためにするのか?
というところを明確にしておくことが
とても大切だと思います。
・人が、より人らしく
・環境により優しく
・価値の高い仕事でしっかりと利益を
これらを実現するための
設備投資・ AI 活用でありたいものです。