社長の通信簿_西精工からの学び5
おはようございます♪
会社変革リーダーづくりを通して
働きがいと業績の両立、
人が輝くNo1企業づくりを支援する
感動経営コンサルタント
佐々木千博です。
人は皆、人生経営の経営者。
全員、黒字経営になってほしい。
会社経営は、旗印に集う人生経営者
を輝かせ、黒字にするもの。
このメルマガでは、
そんな、人生経営と会社経営を共に
黒字にするヒントをお届けしています。
いい会社は、本当に学びの宝庫ですね。
人が輝く会社の日本代表の一社、
西精工からの学び、本日は第5弾です。
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社長の通信簿
あなたは、社長(経営)に通信簿が
あるとしたら、それは何だと思いますか?
・売上でしょ!
・利益額でしょ!
・フリーキャッシュフローでしょ!
・株価(時価総額)でしょ!
・ROA(資産をどれだけ効果的に使えたか?)でしょ!
・ES(従業員満足度)でしょ!
・CSランキングでしょ!
・ブランド価値でしょ!
・各種の賞の受賞歴でしょ!
・取引先企業でしょ!
色々な答えがあると思いますし、
それぞれ正しいと思います。
西精工では、「従業員幸福度」を
重要な指標としています。
従業員”満足度”でなく、
従業員”幸福度”です。
会社を大きな家族と捉えた時、
家族の中で子供(従業員)が、
「私はお父さんとお母さんの
子供に生まれて幸せでした♪」
というのは素敵なことだけれど、
「私はお父さんとお母さんの
子供に生まれて満足です。」
これは気持ち悪いでしょ!との弁。
たしかに!
満足というのは、与えられたもの
に対して、十分か不十分(不満足)
ということで受動的。
対して「幸せ」というのは、
自分でなるもので主体的です。
私も、従業員満足度を考えるより
従業員幸福度を追う方が
遥かに正しい目的設定と考えます。
さて、この従業員幸福度、単に
唱えるだけでなく、
外部に委託して、
毎月「従業員幸福度調査」として
実施して、自らの経営を振返って
おられるのが西社長のスゴイところです。
『正直、ものすごく大変です。
CSの方がよっぽど楽です。
経営陣や管理職からすれば、
ここまでやっているのに、
どうして分かってくれないの?
という気持ちになってしまう時もある。
でも、それをポジティブに捉え直して、
楽しんで取りくんでいくことが大切。』
と言われています。
私がご縁ある会社様の中でも、
まず従業員満足度からと
ES調査をお勧めしても、
なかなか実施できない方もおられます。
しかし、現状を真摯に受け止めて、
本気で人を大切にする経営・従業員に
向き合うのであれば取組む価値はあると思います。
外部に委託しなくても、
会社単位でなくチーム単位でも、
できるので、是非チャレンジしてみてください。
※補足
西精工の従業員幸福度調査には、どんな項目があるのか?
少し見せて頂いた内容をご紹介すると
「私は当社の社員で幸せである」
「私は毎週月曜日出社するのが楽しい、ワクワクする」
「私はこれからもこの会社で仕事を続けたい」
などの項目が並んでいます。
これらの項目で9割以上が、「とてもそう思う」
「そう思う」を選ぶ会社だからこそ、
中長期的によい業績を重ねられています。