賃金3割アップをどう考える?

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感動経営コンサルタント
佐々木千博です。

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★厳しい環境下での人件費、どう考える?

先日、このようなニュースを目にしました。

~~ ニュースサイトから抜粋、引用 ~~

『日本電産が賃金3割上げへ
 永守重信会長
 「長く働き続けられるようベース上げる」』

従業員の賃金を今後3年間で30%
引き上げる計画を明らかにした。

全社で取り組む生産性向上や
原価低減活動などで確保した
利益の一部を従業員に還元する。

更に、
実績に応じた5段階評価で
明確な賃金差を付ける制度を導入。

永守会長は「最も低い人でも給料を落とさず、
頑張ればさらにもらえるようにする」

~~ ここまで ~~

とのことでした。

日本電産としても、決して業況が
よい訳ではないと思われる中での
この決断をどう考えるか?です。

このニュースを目にして、
一番に連想したのが、トヨタの豊田社長も
お手本にしている、伊那食品工業です。

伊那食品工業では、
利益とは、事業活動をした最後に残るもので、
人間に例えれば、「うんち」のようなもの

「うんち」を沢山だそうと必死になる人は
少ないですよね。それよりも、
毎朝快便で要られるような生活習慣や
健康づくりを意識するのが普通ですよね。

私たちはそれをやっているだけです。

そんなことを言われています。
また、「人件費は費用ではなく目的」
とも言われています。

つまり、経営の目的は従業員の幸せ
だからベースとなる給料があがるのは
よい事だ。

むしろ、給料を上げるために経営している。

そのような考えです。

なので、赤字でも変わらず給料
はいつも通り上げるそうです。

二社ともに、不況だから人を切る、
人に我慢を強いるのでなく、
不況だからこそ、それを
乗り切るための『人に投資』する。

という決断です。

日本電産と伊那食品工業で
評価や事業方針は異なります。

日本電産は、
成果に応じた処遇を強化、
産業の米「モーター」で、
10兆円企業・世界圧倒的TOPを目指す。

伊那食品工業は、
年功序列、終身雇用、低成長(年輪経営)
寒天の世界で、ニッチトップであり続ける
です。

これは活躍する舞台の差もあるでしょう。

例えば、日々イノベーションが起き続ける、
21世紀の最大産業・最大成長市場である
IT分野の一大拠点、シリコンバレーで
年功序列は、ちょっと考えにくいでしょう。

しかし、シリコンバレー含め
共通する点が2つあります。

それは、

・何かの分野でTOPになろうとする。

・「人財」に投資する。

厳しい時だからこそ、
人に投資していきましょう!

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