理念策定で悩んでいる方へ(3)

おはようございます。

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感動経営コンサルタント
佐々木千博です。

人は皆、人生経営の経営者。
全員、黒字経営になってほしい。

会社経営は、旗印に集う人生経営者
を輝かせ黒字にする幸せ増幅業。

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黒字にするヒントをお届けしています。

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★理念策定で悩んでいる方へ(3)

理念シリーズ第3回です。
バックナンバーは末尾にリンクが
ありますので、復習にぜひご活用ください。

今日は、過去から理念の種を見出そう
という話です。

なお、前提としている「理念」の定義
は以下のようなものです。

▼ 理念の定義 ▼
https://s-kando.com/archives/4358

理念は、会社の存在理由であり、
会社の憲法です。

そして
未来のことでなく、
今まさに実践するもの

という話を昨日書きました。

そんな話を聞くと、
そんな大切なものなら、
どうすれば見つけられるのか?

いきなり理念と言われても…
と思う方が多いようです。

実は、ヒントは自社の歴史や
社長の自分史の中にあります。

何度もかきますが、理念は、
自社が大切に実践することです。
社長が今、大切にしていないこと、
大切に思っていないことが理念に
なるはずがありません。

自分が大切にしたいものは、
過去の生まれ育ち・経験の中で
育まれてきたもののはずです。

自分の過去を振り返った時、

・ずっと大切にしてきたこと

・キャリアの中で一貫して重視
 してきたこと

・最高の思い出
 その思い出が最高だった理由は?

・人生の転機となるような出来事

・強烈な思い出と、
 その時の気持ちや判断基準

・つらかったこと、衝撃受けたこと
 その理由

後悔したことと、その理由

・創業を決意した時の思い

・ピンチの時でも、大切にしたこと

・とても感動したこと
 その理由

・憧れの会社・人がやっていて、
 自分もそうなりたいと思ったこと

どんどん書き出してみましょう。
そんなことの中に、ヒントがあります。

例えば、私の一例を挙げれば、

33歳の時に、社会人基礎力を育成する
4単位の大学の講座を受け持ちました。

心血注いで学生達に関わった結果、
彼らが、どんどん変わっていき、
経産省の全国大会でも表彰され、
活動終了後も自主活動を続け京都府から表彰されました。

表彰自体は全く重要ではないですが、
彼ら・彼女らがどんどん成長し、目が
輝いていくのを見て、鳥肌が立つほど
うれしい瞬間が何度もありました。

これが、私の重要な思い
「人のよき転機に関わる・立ち会う」
ということにつながっています。

それが独立・起業の動機の一つになり、
当社の理念「成長のよろこび、ありがとうの幸せ」
の「成長」につながっています。

また自分史以外にも、2代目・3代目の
方であれば、創業者や先代に、

・どんな背景で、
 どんな思いで創業したか?

・どんな思いで事業承継したか?_

・経営する中で、どんな山や谷が
 あって、どう判断し、どうしのいだか?

そういったことを聞くことも
とても参考になると思います。

そこに会社の歴史があり、世代を超えて
大切にされてきたものがあるからです。

先代がお父様であれば、
事業で大切にしていたことは、
家族の中でも大切にされていたはず
なので、先代の経営の影が家庭でも
垣間見れたかもしれません。

過去の中に、理念の種が沢山ありますし、
その理念の背景に、
自分の体感覚を伴った原体験がある
経営者は強く・ぶれにくいです。

会社の歴史、自分の歴史から
ぜひ理念のタネ見つけてください。

すでに理念はあるけれど、
額縁に飾っている状態なら、
ぜひ、この機会に振り返って
見直してみてください。

※理念バックナンバーは、Informationの下です。

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====理念シリーズ バックナンバー===

第1回 理念を定義する
https://s-kando.com/archives/4358

第2回 理念は未来の結果でなく今すること
https://s-kando.com/archives/4360