色々指示しても、なかなか実行されない理由

おはようございます。

右腕・リーダー育成で、
一人当たりの稼ぎ(人時生産性)
が毎年伸びる会社、

社長も従業員も幸せな会社
を実現を支援する

感動経営コンサルタント
佐々木千博です。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

★色々指示しても、なかなか実行されない理由

経営者の方は常に、

どうすれば売上が上げられるか?

どうやって経費を下げるか?

如何に生産性をあげて
同じ時間での果実が増やせるか?

そういったことを考え、学び、
従業員の皆さまに方針や施策として
伝えられていることと思います。

ところが、

従業員の方の反応がいまいち鈍い。

「はい」と返事するものの、
実際にしっかり完遂されることがない。

といったことが多いという会社も
あるかもしれません。

これでは、いくらよい戦略や戦術で
あっても実行度が低いので、
期待した結果は望めません。

ここで、うちの従業員は分かっていない
とか、根性ややる気がない!といっても
はじまりません。

もし、社長の想いや指示が従業員の
方に伝わっていないと感じるのならば、
以下の点に留意してください。

中小オーナー社長はほぼ例外なく
「会社経営=自分事」として考えられます。
自分のことであれば誰でも真剣に考えられます。

しかし、従業員の方によっては、
会社の経営・業績と、
自分の給与・待遇・働き甲斐・
働きやすさの関係性が理解できていない
場合があるのです。

そこで大切なことは、
以下の二つを伝えて、自分事化することです。

(1)
会社の成果が、働く人の仕事や生活に
どういう関係性があるのか?
を分かりやすく理解してもらう。

(2)
その人の仕事が会社の業績にどう繋がるのか?
これを理解してもらい、
正しい努力をすれば、報われる。
怠慢や間違った努力は逆になる。
ということを肚落ちしてもらう。

この二点と関連して、社員研修や、
議論の場をもつ、評価制度を見直す
などもできるでしょう。

いずれにせよ、
人は自分と関係が薄いものに、
なかなか真剣になれないものです。

如何に自分事と肚落ちしてもらうか?
会社のためでなく、自分と仲間のために
頑張ろう!という気になってもらうか?

この視点で、部下育成や業務指示を
見直したいものです。