最低賃金の大上昇を踏まえて人時生産性を見直そう

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「さんよし会」主催の佐々木千博です。

 

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 最低賃金の大上昇を踏まえて人時生産性を見直そう
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厚生労働省は2023年7月28日の審議会で、
最低賃金の全国平均を時給換算で41円引き上げて、
1002円とする目安を決めました。

基本的に各都道府県のこの秋の上昇も、
これにならうはずです。

コロナの一時を除いて30円前後の上昇で
水蔭していましたが、一気に40円超えの上昇幅
ですね。

これは最低賃金近辺で働いている方には
直接的には、とても嬉しいことです。

ただし、何でも両面があります。
「陽あれば陰あり」です。



一方で特に労働集約的な産業で、
最低賃金に近いところで働いてもらって
いた経営陣には、直接的にとても厳しい状況です。

失われた平成年間で、世界水準と比較して
ずっと低調だった賃金上がり幅に
甘えていたツケがやってきています。

しかし、考えようによっては、
「陰あれば陽あり」です。

「日本人・労働人口の減少」
「デジタル技術の進化・DX推進」
「社会の価値観の変遷」
「グローバル化」

などの大きなトレンドが、
どう相互に影響するかは安易に
言えませんが、一旦、
「賃金」だけで考えれば、
こんなことがいえそうです。


最低賃金が上がって困るのは、
人時生産性(一人あたり一時間あたりの
付加価値額)が低いからです。


働く人は、より一層付加価値の
高い仕事が企業から求められるでしょう。
デジタル技術で置き換えられるものは
置き換えられていきます。

単純に最低賃金が上がったと喜ぶ
だけでなく相応に活躍できる
自分になっていく必要があるわけです。

ただ企業にもたれ掛かっている
だけのような人には厳しい目が
向けられるかもしれません。


企業から見れば、短期的には
ピンチに感じる方も多いと思います。
しかし、考えようによっては、
今までの旧態依然とした仕事の仕方や
仕組みを見直す大チャンスです。

ピンチにするも、チャンスにするも
経営者やリーダー次第です。


ここへ来て、一気に1000円の大台に
乗ってきましたが、
働くメンバーも、経営者・リーダーも
この機会に今一度、人時生産性という尺度で
今の仕事や仕組みを振り返って、見直していきましょう。


PS.助成金も色々出ているようです。
 これらも上手く活用してくださいね。


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