ベテランなのに残念な人

おはようございます。

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感動経営コンサルタント
佐々木千博です。

★ベテランなのに残念な人

職場に、このような人
いないでしょうか?

同じ職場でもう10年以上、同じ仕事を
し続けているのに、相変わらず
新人のようなミスを頻発する人。

同じ職場で働き続けて、
もう40歳も超えるのに、
仕事のできる26歳の若手よりも、
頼りのない人。

残念ですが、
このような人は結構いるようです。

一方で、入社3年目でも抜群に
仕事が出来る人もいます。

また、40歳を過ぎてからでも、
一気に成長しだして輝く人もいます。

この違いは何なのでしょうか?

一つ言えるのは、同じ仕事を長い年月、
やりつづけるだけでは成長しない
ということです。

最低限の仕事を覚えて、慣れた後は、
時間の長さは、成長の要素ではない
ということです。

結論を言います。

成長の要素を決めるのは、
時間ではなく、
「課題認識」と「挑戦」の量です。

「問題」と「課題」が区別できていない
人もいますので、補足します。

問題は、内容の如何を問わず、
自分の前に立ちはだかる困ったことです。

課題とは「得たい結果」と「現状」の
差を埋めるために解決すべきことです。
つまり「得たい結果」がない人は、
「課題」をもつことはできません。

課題がなければ、
それに向けての挑戦もできません。

挑戦できなければ、成長せず、
仕事に慣れれば、
あとは現状の反復が続くだけです。

現状の反復を10年続けても、
20年続けても、
慣れに、更に慣れていくだけで、
何も変わりません。

時代が変化する分、むしろ後退です。

これが、同じ仕事で、年数だけは
大ベテランでも、入社数年の人と同じ
くらいのことしかできない残念な人が
生まれてしまう根本的な原因です。

逆に言えば、

「得たい成果」が腹落ちして、
「自分の課題」が見えて、
「挑戦」できれば、

何歳からでも成長できます。

リーダーは、部下の「得たい成果」
「課題認識」「挑戦機会」にもっと
フォーカスすべきだと思います。