ダイバーシティインクルージョンの第一歩
こんにちは。
佐々木感動マーケティングの
雪山さやです。
毎週日曜日の
感動経営通信メルマガは
雪山からお送りします。
私は現在、佐々木感動マーケティングにて
【時短・テレワーク】で働きながら、
ワークライフバランスコンサルタントを
しています。
本日は、ダイバーシティという言葉のおさらいと
中小企業の事例紹介
ダイバーシティに向けた
今日からできる行動についてご紹介します。
★ダイバーシティをおさらい
ダイバーシティ(Diversity)という言葉には
・多様性
・相違点
・多種多様性
という意味があります。
特に「ダイバーシティ経営」とは
多様な人材を活かし、
その方の能力が最大限発揮できる
機会を提供すること で、
イノベーションを生み出し、
価値創造に繋げている経営
という定義がされています。
つまり、
このメルマガでもいつもお伝えしている
社員ひとりひとりが
いきいき・ワクワクと働きながら、
プロフェッショナルとして
能力を最大限に発揮できる場
をつくることで
企業の売上アップ、採用力アップに
つながるという考え方です。
★中小企業の経営課題の解決に
売上拡大に取り組む上での課題は
・人材不足
・製品サービスの技術不足
・知識ノウハウ不足
このあたりが多く聞かれます。
ダイバーシティに取り組んでいる
中小企業はこれらの課題解決
のために取り組んでいます。
ダイバーシティ推進を経営成果に
結びつけている企業の取り組み事例
が経済産業省のページに掲載されています。
大企業だけではなく、
中小企業の事例も多く
掲載されています。
ぜひ、近い業種や地域の事例を参考にされてみてください。
▼新ダイバーシティ経営企業100選
https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/diversity/kigyo100sen/index.html
ダイバーシティは
縁遠い話、大企業だけの話ではないことを
事例の数でお分かりいただけると思います。
★今日からできるダイバーシティ
ダイバーシティインクルージョンは
多様性を認め、受容すること。
性別、年齢、容姿、障害の有無などの
外見的な違いはもちろん
その人の価値観や生き方、考え方、
生活といった様々な内面の違いや
個人の事情をも受容することが重要です。
今日からできる
ダイバーシティインクルージョンの
第一歩をご紹介します。
それは
「隣の人の自分と違う意見を受け入れること」
です。
部署の後輩が
何かアイデアや提案を発言したとき
普段あなたはどんな意見を返答していますか?
それが、どんな突飛なアイデアや提案だったとしても
「なぜそんな考えになるんだ?」
「それは間違っているんじゃないか」
と【言わない】ことです。
一緒に働いている人の
アイデアや意見を否定せず
まず受け入れること
これが第一歩です。
多様な人材と一緒に働くということは
突飛な意見や
あなたには受け入れがたい提案が
出てくる機会が増え、
相手との衝突が増えるということです。
この衝突を
「健全な衝突(ヘルシーコンフリクト)」にする
こと
つまり、
建設的な対話にすることが
ダイバーシティインクルージョンでは重要です。
多様な人材が集まって仕事をし
製品やサービスを提供するメリットは、
多様な意見を持ち寄ることで
新しいアイデアが生まれることにあります。
多様な意見が出ているのに
建設的な対話にならず
否定をしあっていては
よい製品・サービスには繋がりません。
普段からこのような相手を
受け入れる風土を
育んでおくことが重要です。
具体的には、
突飛なアイデアや提案だったとしても
まずは、受け入れ
「発言してくれてありがとう」
そして、
「なぜその提案を思いついたんだい?」
「もう少し具体的に聞かせてくれる?」と
歩み寄って意見を受容することです。
異なる意見がぶつかるときは
健全な衝突になるようにしたいものです。
ぜひ今日から
異なる意見に出会ったら
否定せずに受容する練習を
されてみてください。