あなたの自己開示力は何点ですか?

こんにちは。

佐々木感動マーケティングの雪山さやです。

私は現在、佐々木感動マーケティングにて
時短・テレワークで働きながら、
ワークライフバランスコンサルタントを
しています。

あなたは、「自己開示」得意ですか?

心理的安全性の高いチームを作るために
欠かせない「自己開示」。

今日は
・あなたの自己開示力チェック
・チームのための自己開示ワークのアイデア

など、実践できる内容を中心にお届けします。

ぜひ最後までお付き合いください!

★なぜ自己開示が必要なのか?

自己開示とは、
自分の意見や
自分のプライベートな情報を
相手に伝えることを言います。

・自分の生い立ちや趣味を話題にする
・過去の失敗を打ち明ける
・自分の思いや意見を正直に話す

これが自己開示の例です。

もちろん職場で
言いたくないこと、隠しておきたいことは
誰にだってあると思います。
無理に自分をさらけだす必要はありません。

では、なぜ自己開示が必要なのでしょうか?

MITダニエル・キム教授が提唱している
「組織の成功循環モデル」をご紹介します。

まずチームの関係の質を良くしてから、
結果の質がついてくるというモデルです。


コミュニケーション活性化など
関係の質の改善から着手すると・・・

メンバー一人ひとりが、
「この人たちと一緒に仕事をしたい」
「自分にももっと貢献できることがある」
と前向きに考えるようになる

仕事やチームワークに対する思考の質も高まる

グッドサイクルへ♪

売上目標の達成など
いきなり結果の質から着手すると・・・

人間関係ができてない状態で成果は上がりにくい

対立や摩擦が生まれ
上司が指示命令し、それに従うだけになるケースが増加

関係性の質が悪化


バッドサイクルへ…

このようなイメージです。

佐々木さんのブログもぜひ参考にどうぞ!
【関係の質が成果を決める】
https://s-kando.com/archives/659

この「組織の成功循環モデル」で
一番最初に取り組むべきとされている
関係の質の改善

これには、一緒に働くチームの中で
自己開示が欠かせません。

★あなたの自己開示力チェック

では、具体的にどんなことを自己開示していったら
関係の質が良くなるのか?
お話しする前に、
あなたの自己開示力を測っていただきたいと思います。

簡単にチェックできる6つの質問をご用意しました。
あなたは何点でしょうか?

——

1. 自分の考えや意見を、
 どんな相手に対しても積極的に話しますか?

2. 自分の過ちやミスを素直に認めて
 謝ることができていますか?

3. 自分が困ったとき、
 メンバーや同僚に支援を求めることができていますか?

4. 周囲から褒められたときは
 感謝の気持ちやうれしさを率直に表現できていますか?

5. 相手の好意に感謝したり、良い所はすぐに褒めていますか?

6.知らないことは、
 素直に「知らないので教えてほしい」と言うことができていますか?

上記の質問にあるように
自己開示するには、

仕事に対する意見、特に反論意見や立場によっては
言いにくい内容でも相手に伝えること、
自分に非がある場合は素直に認めることが重要です。

また、相手の好意に感謝し、
良いところを褒めるというのも
忘れたくないポイントです。

自己開示というと、
「自分の休日の過ごし方をすべて
メンバーに開示しなくてはいけないのか?」と
拒否感を持たれる方もいらっしゃるのですが・・・

あなたのすべてを開示する必要はなく、
仕事をする上で必要なコミュニケーションが
スムーズに取れるように

そのために各自が思っていることを
忖度なく伝えあうことが重要だ
という点
ご理解いただけたらと思います。

★チームのための自己開示ワークアイデア

ここからは、ではどうやって具体的に
自己開示をしていけば良いのか?というお話しです。

先ほどの6チェックができているか
定期的にチーム内で採点していただくのも
ひとつ有効だと思います。

それとは別に
4つのワークアイデアをご紹介します。

◆自分史を年表やグラフで発表しあう

異動があったり、中途採用の場合だと
その人のバックボーンを知らずに仕事をしている
ということも多々あると思います。

「実はこんな仕事が得意」という
メンバーが知らない才能があるかもしれません。

◆自分のトリセツを作り共有する

電気製品などに添付されている
「取扱説明書」これを
自分で自分の取扱説明書を作ってみるというアイデアです。

自分のトリセツには
自身の強み・弱みを記入します。
ストレングスファインダーやVIAという診断結果を
記入するのもおすすめです。

チームで、自分の強み・弱みを共有することで
強みを活かし、弱みを助け合うことができるようになります。

注意点は、弱みに注目するのではなく
強みに注目することです。

せっかく自己開示の場を設けて
自分の弱みばかりに注目されてしまっては
心理的安全性は上がるどころか
下がってしまいます。

◆このチームの良い点・もったいない点を出し合う会議

これはワークライフバランスコンサルの現場でも
使われている手法です。

チームの良い点ともったいない点(改善点)を
各自付箋で書き出し、それをホワイトボードや
模造紙に貼り付けていきます。

似た意見をグループ化して
チームのありたい姿を探ります。

◆テレワーク中なら「オンラインおやつ会」

人間の集中力は
30分~45分程度しか続かないとも
言われています。

テレワーク勤務中も
適度な休憩をとることをおすすめします。

そこで、たまにはメンバー同士
息抜きのためにも
雑談タイムを設けてはいかがでしょうか。

「オンラインおやつ会」と称して15分間
少人数で休憩タイムを取ることもひとつのアイデアです。

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安心して自己開示ができるチームになりますよう、
今日のアイデアが参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!また来週!