自己開示は上司から

昨日は、雪山さんより心理的安全性が
成果の出る職場づくりには重要であること。

そして心理的安全性を高める効果的な方法が
自己開示、その自己開示力のチェック方法や
自己開示のやり方など紹介しました。

実際、自己開示は
とてもパワフルな手法です。

私も企業様に関わる時に、
最初に自己開示の機会を持ちます。

しかし、もともと心理的安全性が低い
皆が仮面をかぶった職場では、
自己開示をしようと思っても、
抵抗感が強くなかなか上手くいきません。

そんな時はどうするか?

そんな時は、上司から、どんどん
自己開示していきましょう。

上司・リーダー自身が自己開示できないのなら、
その職場での自己開示は不可能です。

そして、上司・リーダーがしっかり
自分を伝えることが出来れば出来るほど
部下も安心してついていけますし、
部下も積極的に、職場用の仮面を
取ってくれることでしょう。

個別に時間をとって、話す以外にも、
趣味のこと、家庭のこと、
面白かったこと、感動したこと、
上司から積極的に発信しましょう。
(尚、武勇伝ばかりは嫌われます)

そうすると、部下も少しずつかも
しれませんが、業務上の報・連・相
以外にも、色々話すようになってきます。

その時、上司は好意的関心をもって、
部下の話をしっかり聞きましょう。

当たり前ですが、上の空で聞く人に
自分のことを話したいとは思いません。

人は根源的に自分のことを
知ってほしいと思っているものです。

好意的に共感的に聞いてもらえるなら、
おのずと話したいことが増えていきます。

相手のことを知り、
自分のことも知ってもらえる積み重ねの中で
信頼の絆が強くなっていきます。

そして、忖度なく働ける職場、
信頼感をもって議論できる職場、
相互に助け合える・高め合える職場になっていきます。

ぜひ上司・リーダー・先輩である貴方から
自己開示していってくださいね。