やっても、どうせ評価は変わらない・・・
こんにちわ。
三方未来よし経営(TM)
の目標達成コンサルタント
佐々木千博です。
昨日は、ある全国組織の県担当者向け
ZOOM企画立案研修に登壇でした。
その中でも業種業態に関わりなく
よく出てくる話がありましたので、
今日は、そちらをお伝えしたいと思います。
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★やっても、どうせ評価は変わらない…
これは本社スタッフや、事業拠点の
拠点長や企画担当が、たとえば売上向上
のためのキャンペーンなどを考えて
現場担当者の方に伝えた時に、
心の声としてよく出てくるものです。
『頑張っても、どうせ評価は変わらない。
それだったら、新しいこと、
プラスαのことを追加でしたくない。』
そんな心の声です。
勿論、表立って、そんなことを
言う人はあまりいないでしょう。
(私は何人も、「ここだけの話ですが…」
と耳にしています。)
表面上は、「はい、わかりました」
というでしょう。
この状態では、本当にその企画を主体的
に頑張ってもらう事は期待できません。
たしかに、本当に組織のために
全力で頑張る人も一部は居ます。
しかし、半分以上の人が、
ほどほどに。そつなく無難にやる。
あわよくば、ばれない程度に
怒られない程度に、言い訳も用意
しながら手を抜いて・・・
というのが現実だと思います。
これには、おおきく3つの原因が
考えられます。
(1)日ごろから出来ていないこと、
目標未達を詰めるばかりの
マネジメントがされている。
(2)日ごろから人事考課・処遇
に納得感がない
(3)成果を出した得られる
本人にとってのメリットが自覚
されていない。
(1)(2)は、別の議論なので割愛
して、ここでは(3)を取り上げます。
その企画・プロジェクトに取り組んで
頑張っても、確かに短期的に即昇給
ということはないことが多いでしょう。
会社のためになることをすれば、
最終的に自分にも返ってくる!
というのは、基本的にはその通りですが、
きれいごとと思われても仕方ありません。
社長や企画担当者は、
会社目線のベネフィット以外に、
当事者目線でのベネフィットも提示する
必要があります。
昇格や昇給だけがベネフィット
ではないはずです。
それ以外にない、または
ないと思っているとしたら、
正直にいって企画力が貧弱すぎます。
・コストが下がって会社の利益が増える
・売上が増えて会社の利益が増える
ゆくゆくは従業員にも・・・
というのはなしで、どんな当事者ベネフィット
を企画に入れられそうか?
それを伝えられそうか?
考えてみてください。
ヒントはまた明日。