重点主義の仕事

おはようございます。

三方未来よし経営(TM)
のビジョン達成コンサルタント

佐々木千博です。

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★重点主義の仕事

私が今、深くかかわっている企業には、
本当に頭が下がるくらい、素直に真面目に
一生懸命がんばる管理職の方がいます。

まだ若いですし、理解力もある。
これからも時間と共にスクスクと
成長していくことに疑いはありません。
私も、とっても、期待しています。

その方を、仮にIさんとします。
Iさんは、ある部門の部門TOPです。

Iさんのいいところでもありますが、
弱点というか、さらに飛躍する上で
課題と思っていることがあります。

それは、以下のようなことです。

●相談されたことは、すべて
 真正面から真面目に向き合う。
 人に丸投げなど絶対しない。

●ちょっとした部下・同僚の相談にも
 しっかり向き合い、共感的に
 最後まで話を聞いて一緒に考える。

●仕事があふれても、最後まで
 自分でやろうと頑張る。

何が悪いんだ!?

社長によっては、
そんなIさんみたいな人は喉から
手が出るような人財かもしれません。

冒頭にも書きましたが、これは決して
悪いことではありません。
2年目社員なら100点満点です。

ですが、管理職をまとめ、部門を
まとめる部門TOPとしては、
副作用があるのです。

そう、パンクするのです。
Iさんはパンクしても、
残業して頑張りますが、
それでも、本当にすべき仕事が
遅れていくのです。

部門TOPのスピード感は
部門全体のスピードになります。

例えば、マラソンなどで、
先頭をひっぱるランナーが
スローペースでレースをコントロール
しようとしていると、
全体的にタイムが伸びにくい
ようなイメージでしょうか?

組織を率いる管理職に限りませんが、
特に経営者や管理職者は、

・重要度と緊急度

・成果インパクトの大小と、実現可能性

・自身がやるべき仕事と、他の人でも出来る仕事

勿論、

・短期の時間軸と、
 中長期の時間軸の施策
 の最適解を探す

・自分最適と部門最適と会社最適
  と社会最適の最適解を探す

ことも大切です。

これらを踏まえて、重点主義の仕事が
できればスピード感があがります。

今日これから、面談予定ですので、
これからのこと一緒に考える場にして
みたいと思っております。
(簡単なワークプログラムつくりました)

御社でも一度、仕事の棚卸してみては
どうでしょうか?