俯瞰的に見ると理解が変わる

理念を核とした組織開発と事業開発で
働く人の幸せと、業績向上体質をつくる


三方未来よし経営®のパートナー
感動経営コンサルタント

笑顔あふれる働き方と経営の共育コミュニティ
「さんよし会」主催の佐々木千博です。


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【Contents】俯瞰的に見ると理解が変わる
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情報化時代、AI革命時代、情報活用力は極めて重要。
キャリアや事業の生死を分けると言ってもよいです。

「守りの情報リテラシー」に引き続き、
シリーズで、「攻めの情報リテラシー」
即ち、「情報を積極的・有効に活用する力」
について触れています。


攻めの情報リテラシーは、大きく三部構成です。
・インプット編
・理解・加工編
・アウトプット・活用編


<インプット編>
・「アウトプットが先、インプットは後」の法則
・「1アクション3ゴール」の法則
・アンテナ感度を上げるコツ
・自分だけの情報収集の仕組みを持つ
・読書のススメ

 

<理解・加工編>
・一次情報・二次情報・三次情報
・事実と意見の分解
・手や口で考える
・複数の脳を使う
・俯瞰的に見ると理解が変わる(今日)

・思考の枠組をもっておく
・脱線していったときに戻りたい自分への質問

 

<アウトプット・活用編>
・3種類のアウトプット
・相手都合のアウトプット
・伝わる伝え方 3要素
・行動が最高のアウトプット


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俯瞰的に見ると理解が変わる
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情報をインプットした時に、
どの範囲で見るかで理解が全く変わります。

例えば、
「客単価が減少している」
という情報を部下から聞いたとします。

これだけを聞くと、
「ヤバいっ!」と慌てふためくかも知れません。

しかし、もう少し俯瞰的に見る目線が
あれば、
「客数や購買頻度はどう?」と質問できます。

背景はこういうことです。

売上=客数×客単価×購買頻度

ですから、重要なのは客単価単体ではなく、
全体でどうなのか?です。

もしかしたら、新規顧客が何かの施策や環境変化で
劇的に増えて、常連さんの高い客単価を薄めた
(平均として下がっただけ)のかもしれません。

一回の購入金額は減ったけれど、
定期購入などへの切り替えが進んで、
購買頻度は大きくアップしているのかもしれません。


これなら、必ずしも「悪い」とはいえませんね。
(勿論、本当にまずい場合もありますが・・)


この例で言えば、
「客単価」を一つ俯瞰的に見ると「売上」になりますね。


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また、自分の商圏だけで考えるのでなく、
日本全体の大きな潮流を見ると違うものが
見えたりするかもしれません。

日本だけを見ていたら悲観的になるかも
しれないことでも、世界全体で見ると
そうでもないこともあります。


「群盲、象を評す」という言葉があります。

部分しか見ない人は、

象さんという動物は、
・太い蛇のようだ!(鼻だけ触って)
・大木のようだ!(足を掴んで)
・ロープのようだ!(尻尾を掴んで)
・大きな扇のようだ!(耳を触って)

と色々いいますが、どれも本質を欠いていますね。


部分をしっかり見ることが必要なことも
ありますが、まず全体像を見ようとする、
俯瞰的に見ることを大切にしていきたいものです。
大局を押さえて、部分の掘り下げはそれからで十分です。


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