一次情報・二次情報・三次情報

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働く人の幸せと、業績向上体質をつくる


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感動経営コンサルタント

笑顔あふれる働き方と経営の共育コミュニティ
「さんよし会」主催の佐々木千博です。


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【Contents】一次情報・二次情報・三次情報
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情報化時代、AI革命時代、情報活用力は極めて重要。
キャリアや事業の生死を分けると言ってもよいです。

「守りの情報リテラシー」に引き続き、
シリーズで、「攻めの情報リテラシー」
即ち、「情報を積極的・有効に活用する力」
について触れています。


攻めの情報リテラシーは、大きく三部構成です。
・インプット編
・理解・加工編
・アウトプット・活用編


<インプット編>
・「アウトプットが先、インプットは後」の法則
・「1アクション3ゴール」の法則
・アンテナ感度を上げるコツ
・自分だけの情報収集の仕組みを持つ
・読書のススメ

 

<理解・加工編>
・一次情報・二次情報・三次情報(本日)
・事実と意見の分解
・手や口で考える
・複数の脳を使う
・俯瞰的に見ると理解が変わる

・思考の枠組をもっておく
・脱線していったときに戻りたい自分への質問

 

<アウトプット・活用編>
・3種類のアウトプット
・相手都合のアウトプット
・伝わる伝え方 3要素
・行動が最高のアウトプット


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一次情報・二次情報・三次情報
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情報はどれでも「等価値」というわけではありません。

情報洪水の現代ほど、情報の目利きが重要です。

間違った情報をもとにアウトプットすると、
途中プロセスが的確であれば、的確であるほど、
確実に間違ったアウトプットになります。


玉石混交の情報の海にいるから、
まず、情報そのものの目利きが第一歩。
それがスタートです。



さて、情報の分類の仕方は色々ありますが、
今日は一次情報、二次情報、三次情報
という情報の区分で情報の目利き
のポイントをお伝えします。

それぞれにメリット・留意点あります。

情報に出会ったら、この切り分けを
ある程度自然にできるようになりましょう。



■□ 一次情報 □■
自分が直接、体験・研究等して得た生情報。
自分が源になるような情報。
情報源から自分が直接得た情報。

【メリット】
 ・膨大な非言語情報もそのまま受け取れる

 ・情報の独自性・希少性が高い(一般に価値が高い)

 ・一次情報を得る過程、情報にまとめる過程
  そのものが、情報リテラシーを高める

 ・ブログやSEOの観点でも、重視される(AIが記事の重要度判定する)

【留意点】
 ・目・耳・口・鼻・手・足・頭・時間を
  使って集めるので、情報獲得コストが高い

 ・時間を要する

 ・一次情報で網羅的な情報を得ることは相当困難

 ・正しいかどうかは別。(自分の解釈・判断フィルター
  を通った時に、適切とならない場合もある。)

【一次情報の例】
 自分で足を運んで、現場を見て、空気感を感じて
 直接に経営者や従業員と話をして得た会社の情報

 (私が企業訪問の現場事例を書いているものなど)



■□ 二次情報 □■
 一次情報をもとにつくられた情報。
 信頼できる相手から得た情報。
 いずれにせよ、誰かを介した情報。

【メリット】
 ・比較的信頼性が高い

 ・公的機関の統計情報など網羅的、
  時系列的な情報も得やすい

 ・情報獲得コストは比較的低い

 ・すばやく情報が得られる

【留意点】
 ・独自性・希少性は低い。

 ・情報そのものだけでは価値は生まれにくく、
  それをどう解釈したり、組み合わせたり、
  加工するかが重要。

 ・きちんと信頼性を担保するには、3つ程度は
  別のエビデンス(証拠)を当たってみること

【二次情報の例】
 信頼できる人や組織が、適切な手段で集め編纂した情報
 「企業研究の書籍」「上場企業の決算書」など
 ※上場企業の決算書は監査が入るため



■□ 三次情報 □■
 伝言ゲームになっている情報。
 途中で間違ったり、解釈に解釈が重ねられて、
 原型をとどめていない場合がある。

【メリット】
 ・世の中の(一部の)人が、どう思っているか?
  の参考にはなる。

 ・即時性が高い。最新の情報がとれる

 ・娯楽として見る時、面白い時がある

【留意点】
 ・玉石混交だが、石の確率も相当たかい前提で触れる
  特に匿名だったり責任とらない人の発言は眉唾前提で

 ・事実を言っているのか?意見を言っているのか?
  しっかり切り分ける

 ・本当に特定の個人の

 ・二次情報で裏を取る

【三次情報の例】
 インターネット上にあふれている匿名情報
 人の噂話
 会社の口コミ・サイトなど(その人個人の感想で
  会社を適切に見ている保証は相当低い。
  「群盲象を評す」状態

 (私は基本あまり扱いません)




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