若い時の苦労は買ってでもしろ

こんにちは!

佐々木感動マーケティングの雪山さやです。

毎週日曜日の感動経営通信メルマガは雪山からお送りします。

苦労は買ってでもすべきものか

読者のみなさまはどう思われますか?

若い時にご苦労された経験はおありでしょうか?

私はどなたかから直接、面と向かって言われた経験はありませんが
「若い時の苦労は買ってでもしろ」という言葉があります。


今日は、この言葉にある「苦労」を
1.経験 2.ストレスのふたつにわけて
考えてみたいと思います。

1.苦労=経験

青田 努著『図解 「いいキャリア」の育て方』には
いいキャリアを育てていくには
【資格】を得て、【資源】を元に活躍していくフェーズが
あると言います。

この【資格】とは資格試験が示すようなものだけではなく
「やりたいことへの挑戦権」です。

そして【資源】というのは

・仕事に使える時間
・体力
・頭の働き
・新鮮な気持ち

を指していて、これらは
「若い時」=10~20代に豊富にあるものです。

冒頭の「若い時の苦労は買ってでもしろ」という言葉に
戻ってみると
資源が豊富にあって、失敗しても許される
そして本人自身としても人生のリカバリーが効く若い時期に
苦労=経験をしておくことは大事かもしれません。


2.苦労=ストレス

「若い時の苦労は買ってでもしろ」の
苦労=ストレスと捉えてみるとどうでしょうか。


ストレスにも2種類あると言われています。

1つめの、チャレンジストレッサーは
チャレンジと充実感や生きがいを生み出すストレッサーです。

例えば、時間のプレッシャー
職務の広さ
重い責任などです。

これらは、良いストレスというのは容易に想像できますね。

私自身、時短で働いていて時間や締め切りに追われるのは
よいストレッサーになっています。


2つめの、ヒンドランスストレッサー。

目標を達成するのを妨げるストレッサーを指します。

ヒンドランス(Hindrance)とは英語で
「支障」「妨害」の意味です。


例えば、組織内での駆け引き
役割のあいまいさ
雇用の不安などを指します。

「若い時の苦労は買ってでもしろ」の

苦労=ストレスと捉えてみると

チャレンジストレッサーは成長につながり
「買うべき」かもしれませんが、
ヒンドランスストレッサーは
わざわざ「買わなくていい」苦労だと思います。


このあたりの「苦労」の認識の齟齬や解釈の違いが
言う側と、言われる側によって異なるため
「若い時の苦労は買ってでもしろ」という言葉には
賛否が出るのだなぁと思います。


あなたのチームの部下や
あなたの会社の若手社員
あなたのお子さんなど
あなたから見て若い方が今受けているのは
成長につながるような苦労
つまり経験・よいストレスでしょうか。

あなた自身はいかがでしょうか?


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