WS初戦に見る「流れと勢いの大切さ」

チームSKM 中川隆浩 です。


こんにちは。 

 

秋の気配が少しずつ訪れている今日この頃ですね。 
体調管理にはくれぐれもご注意を… 


さて、MLBのワールドシリーズが、ついに始まりましたね!  


東西の横綱チームであるドジャースとヤンキースが激突する 
屈指の好カードとなり、世界の野球ファンは釘付けとなっています。 


大谷さんが描いた夢は一体どうなるんでしょうか? 
大谷さんの夢に乗っからせていただく幸せですね~ 

 

昨日の第1戦では、マンガのように劇的な試合となりました。

 

ここでは、「流れをつかむ、勢いに乗る」というコトの大切さについて
皆さんと考えていきたいと思います。 


延長で1点差で負けている状態で迎えた地元ドジャース。


一人出れば、大谷さんに回るというシーン。
テレビの番組でもその可能性を伝えてくれて、
否が応でも期待が高まります。

一人がアウトになった後、一人が四球を選び、
順番としては、大谷さんに回ることに!  

やはり、大谷さん何か持っている…1回目。 

 


喜んだのも束の間、次のバッターの打球が、
危うくダブルプレーになりそうに… 
と思いきや、打球は二塁手のグラブの下を通り抜け、
外野へ転々として、一転ワンアウト一・二塁のチャンスに! 

そして、大谷さんに回る…

やはり、大谷さん何か持っている…2回目。

 

その初球を打つもファールフライ…
あ~あ、残念…と思いきや、
勢い余った外野手がボールをとったままスタンドの中に。

結果、大谷さんはアウトとなりますが、
ツーアウト二・三塁、一打逆転サヨナラ勝ちのチャンスに!

大谷さんをなんとか打ち取りたいという強い思いがあったからこそ、 
起こったプレーだと思います。
やはり、大谷さん何か持っている…3回目。 


次の打者、MVPプレイヤーであるベッツが敬遠され、
ツーアウト満塁! 
流れは完全にドジャースへ! 
観客のボルテージは最高潮に! 


その流れを断つべく、ヤンキースは、左投げのピッチャーを投入。
私の感覚では、どことなく流れが悪そうな交代… 


次の打者は、MVPをとったこともある強打の左打者フリーマン。 
レギュラーシーズン終盤にけがをしていても、 
ポストシーズンでは熱いプレーで強いリーダーシップを発揮しています。 

そんな彼にこの舞台が用意されている… 

ここでも、ドジャースにとって最高の流れになっていることが分かります。


その初球、打った瞬間、大歓声!
逆転サヨナラ満塁ホームラン!
まるでマンガ。 

大谷さんが40-40を決めた時が蘇りました。
球史にも残るようなとんでもない試合でした。 

まさに、「流れをつかんで、その勢いを離さない」ということだと感じました。 

 

では、日常生活に置き換えてみましょう。  

 

流れをつかむ前に、まず「流れを作る」ことが必要な感じですね。 
その流れを作るために、こんな自分への問いはどうでしょうか?

 「私はどのように生きたいのか?」


私たちは毎日の暮らしの中で、
安定して落ち着いた生活がしたいのか 
不安定でも刺激的な変化が起こる生活がしたいのか。 

 
例えば、私は「私が毎日楽しく過ごせば、きっと回りも楽しいはずw」
これが、自分の中に「流れを作る」源泉だと感じています。 


では、「流れをつかむ」のはどういったときなんでしょうか? 


それは、心の底からやりたいことをやって、 
やりたいと思うコトを思いっきり進んでいく姿を描く。 
それが着々と次々に実現し始めている、そんなときなのかもしれません。

 
そして、「いまいい流れだぞ、キテるぞ!」というふうに思い込む。
こうして数々の流れをつかみ、それが束になるからこそ、流れに勢いが出ますね。 
あとは、その勢いに乗るだけ、です。

 

とはいえ…


やりたいことを一人で描く事って難しいと感じたことはありませんか? 

 

コンサルやコーチをしていると、 
「では、やりたい事はありますか?」という質問に対して、
なかなかスッとこたえられる人は少ないような気がしています。 


どうすればいいのでしょうか? 

次回は、そういった疑問にお答えしていきますね。 

 

最後に大谷さんの一言。
「この流れを明日に持っていけるように」 

今週、来週、試合が続きます。

流れをつかんで、勢いに乗ったチームはどちらなんでしょうか? 

そういった点に着目しながら、
この世紀の一戦を楽しめる幸せをかみしめたいですね。