万博の思い出(記憶)とブランド要素
皆さん
関西万博には足を運ばれましたか?
評判も開催前と打って変わり
皆さんの周りにもリピーターが多いのでは
ないでしょうか?
私も2回行きましたが、あと3回は行きたいと思っています。
【万博の思い出】
日本では数多くの万博が開催されていますが。
その中で私の万博の思い出はやはり大阪万博
2~3回は行ったかと思います。
子供心に 覚えているのは
・ガスパビリオン なんかユニークなイメージ
・ソ連館の独特の形の赤い建物
2時間ぐらいは並んだかすかな記憶が・・
・アメリカ館は3時間以上待ちで断念
・カナダ館が印象的でカナダのマーク(カエデの葉)が子供心に好きで、憧れは今も尚あります。
・そして、一番強烈思い出が
最終日手前に行ったとき
混雑の影響で 最終電車に乗れず
駅で一夜を過ごした経験
すさまじかった
悲しいのが自分のアルバム(写真)を
見たら その当時の写真が一枚もないという事実
55年前はそういう時代だったのかもしれません
あと、「花博」と「愛地球博」の話もしたいところですが
本題に戻したいと思います。
【イベントのブランド要素とは】
一般的に企業や商品の代表的なブランド要素には
ブランド名(ブランドネーム)
ロゴマーク
色
キャラクター
パッケージ
タグライン(キャッチフレーズ)
ジングル・音楽
スローガン
色、におい・・・その他色々ありますが
最近ではナラティブ(物語・共感参加型)
がありますが
イベントにおけるブランド要素の代表的なものは
テーマ(イベントコンセプト)、シンボル、キャラクター、
ジングルではないでしょうか
過去との比較をしてみました。
<大阪万博 1970年>
テーマ 「人類の進歩と調和」
シンボル 太陽の塔
キャラクター ??
ジングル 「世界の国からこんにちは」
(私の印象:子供心に未来、科学 夢の世界でした)
<国際花と緑の博覧会(1990年)>
テーマ 「自然と人間との共生」
シンボル いのちの塔
キャラクター 花ずきんちゃん
ジングル 花と緑のハーモニー
(私の印象:立体映像(3D)がすごかった。
新しい時代の幕開け!)
<愛・地球博(2005年)>
テーマ 自然の叡智
シンボル 大地の塔
キャラクター モリゾーとキッコロ
ジングル EXPOエコロジー
(私の印象:キャラクターがかわいいのと 日立館の参加型パビリオンで
感動!)
家のパソコンで育て 巣立った希少動物を 現地の
パビリオンで会えるという発想すばらしい
<大阪関西万博(2025年)>
テーマ 「いのち輝く未来社会のデザイン」
シンボル 大屋根リング
キャラクター みゃくみゃく
ジングル ??
【まとめ】
このように万博からもブランド構築のポイントを
学べるのではないでしょうか。
今回は、その中でも特に代表的なブランド要素の一部を
取り上げてみました。
当時の写真が残っていないにもかかわらず、
50年以上経った今でも私の記憶の中に
映像が鮮明に残っているというのは、
何とも不思議なことです。
時を超えて人々の心に刻まれるものです。
未来へ続くブランド作りを考える上で、万博のブランド要素を
ぜひ参考にしてみてください。
まずは この世紀のイベントを楽しみましょう!