「なぜ今、ニノキン像が消えているのか?」

チームSKM 中川です。

今日も、ゆるーくやってまいります。

どうぞよろしくお願いします。



皆さん、断捨離してますか?


ワタクシも、ようやく、本棚に着手。
その中に、私の小学校時代の卒業文集がありました。
うん、懐かしい…

皆さんの小学校の事を少し思い出してみてください。
校庭の隅っこにひっそりとたたずんでいたある銅像のことを。

最近、全国の小学校で、老朽化や学校立て直しなどに伴い、
二宮金次郎(ニノキン)像が撤去される現象が進んでいるといいます。

 

その背景には、
「児童の教育方針にそぐわない」
「子どもが働く姿を勧めることはできない」
「戦時教育の名残という指摘」
「『歩いて本を読むのは危険』という保護者の声」などもあるといいます。


ニノキン像、社会的に断捨離されている…


これ、議論が本質からズレているような気がします。


先日、

二宮尊徳七代目子孫である中桐万里子さまの講演を聴くチャンスがありました。

タイトルは、
二宮尊徳に学ぶ、智慧の継承
「自分を生きる」とは?  でした。



私にとって、二宮尊徳といえば、報徳思想で農村立て直しという知識レベル。


むしろ、私は「報徳」という文字から、
40年前、中学受験で落っこちた「報徳学園」のことを思い出します。

学業で報徳学園にご縁が無かった私が、
二宮尊徳七代目子孫の方と巡り会う?!
こんな複線回収がある?!というのがとても面白かったのです。

これは聴きに行くしかない!


皆さん、

二宮尊徳、二宮金次郎と聞くと、

どんな姿を思い浮かべますか?

 

やはり、

「薪を背負いながら、本を読んでいる像」ですよね。


そこからの
「時間を惜しんで勉強に励む」
「小さい頃から働いて苦労を重ねる」
「とにかくガンバル」

そんなイメージではないでしょうか。

今回のお話で、なるほどなぁと感じたことがありました。

 

■ 金次郎像の“どこを見るか”

中桐さんのおばあ様が、金次郎像について、

こんなお話をされていたそうです。

 

大事なポイントは、
「薪を背負いながら、本を読んでいる姿」ではない。

「一歩前に足を踏み出している姿」なんだ、と。



つまり、

ニノキンは立ち止まって読んでいるのではない。

 

薪を背負いながら、

学びながら、

それでも一歩前に進んでいる。

 

その姿に意味がある。

 

なるほどなあと。

 

私たちって、

自分にこう言い聞かせることはありませんか?

・もっと勉強してから

・準備が整ってから

・自信がついてから

・余裕ができてから

 

でも、

現実はそんなにキレイに整うことなんて、
ほとんどありませんよね。

 

家事も、仕事も、経営も、人生も。


むしろ、

様々な荷物を背負ったまま、

問題を抱えたまま、

前に行ったり、後ろに下がったりしている。

 

そんな状態の方が多い気がします。



■ 薪を背負っている意味

しかも、

金次郎は薪を背負っています。

 

ラクな状態ではありません。

重たいものを持っている。

 

でも、

歩みを止めていない。

 

これって、今の中小企業経営にも似ていませんか。

 

・人手不足

・原材料高

・燃料費高騰

・価格転嫁

・AI対応


こんな中で、「全部片付いてから前に進もう」

 

と言っていたら、一歩も進めません…



だから、

不安があっても、

荷物があっても、

完全じゃなくても、

 

少しずつでも進む。

これが大事なんだろうなぁと感じました。



■ 「学んでから動く」ではなく

今回、私が一番印象に残ったのは、

 

「学んでから動く」ではなく、

 

「動きながら学ぶ」ということでした。

 

本を読んで終わりではない。

知識を集めて満足する、でもない。

 

一歩一歩しっかり歩く。

これはつまり、実践する、ということ。

 

これって、

私たちの仕事にも通じませんか。

研修も、コンサルも、採用も、DXも。



「正解が見えてからやる」ではなく、

やりながら修正する。

やりながら学ぶ。

 

その積み重ねでしか、

前には進みませんね。

 

■ 「ニノキンが一人だけ」に違和感

そして、

もう一つ思ったのは、

時代に合わないとすれば、
ニノキンが一人で薪を背負っているということです。

昔は「一人で耐える」が美徳だったのかもしれません。

でも今は、支え合いながら進む時代。

皆さんの会社や組織にも、

仲間と一緒に進む事をされているハズです。

今回の話にあてはめると、

“薪を背負いながら歩いている人”

が”複数いる”ということです。

 

現場を回している人。

黙々と支えている人。

表には出ないけれど、

一歩ずつ前に進めている人。


その一人一人がいないと、組織が崩壊します。
決して、気軽に断捨離できないハズです。

むしろ、
そういった人に感謝。
そして、その恩に報いる報恩。


経営者やリーダーもそうですよ。
経営者・リーダーだけに薪を背負わせることはできない。

背負っているものをおろし、誰かと話をする、

目指したいのは、
仲間と共に一緒懸命(久しぶりに使いましたねw)

そういった場にさんよし会がなればいいなと考えています。


さて、

私たちは今、

どんな薪を背負っていますか?

重ければ、軽くするやり方があるかもしれない。
降ろしたければ、誰かが代わりに背負ってくれるかもしれない。

ぜひ、私たちと一緒に前に進んでいきましょう!



それではまた。

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