AI時代に人が手放してはいけない「3つの判断」
チームSKM 中川です。
今日も、ゆるーくやってまいります。
どうぞよろしくお願いします。
前回は、
「AIに任せていい仕事」と
「人が手放してはいけない仕事」
について考えてみました。
今回は、もう一歩踏み込んでみたいと思います。
昨日、吉田さんより経営判断の質を高める
「読書会」のススメがありましたね。
AIがどれだけ賢くなっても、
これだけは人が引き受け続けなければならない
そんな判断が、存在しているのではないかと感じます。
皆さんはAIに何を求めて問いを投げるのでしょうか?
自分の代わりに判断して、と投げますか?
違いますよね。
判断に必要な情報を提案してもらったり、
自分の判断があっているかを確認したり、
他の判断軸がないかを確認したり。
つまり、人としての判断は手放さないわけです。
今日はその「判断」についてちょっと考えてみましょう。
■ 判断(1)「何を目的にするか」を決める判断
AIは、
「どうすれば達成できるか」について教えてくれます。
でも、
何を目指すのかは、決めてくれません。
・売上を伸ばすのか
・人を育てるのか
・信頼を守るのか
こうした目的の置き方次第で、
同じデータから、真逆の答えが出ます。
AIを信じていない人はそれをウソとか言ったりするかもしれませ
本当にそうでしょうか。
今では、AI(正確に言うと開発者)はこのウソを撲滅すべく、
AIから聞いてくれるようになっています。
これが実は曲者。
ここを鵜呑みにしてAI任せにした瞬間、
AIが提案してくれるままに、
なんとなくそんな感じかな…と判断。
これが重なると、
「進んでいるように見えるのに…もしかして迷子?」
「そもそも何をしようとしてたんだっけ?」
となっていくように感じます。
だからこそ、
「~したい」という、何を目的とするかという目的設定は、
人としてまず判断しなければなりませんね。
■ 判断(2)「誰を優先するか」を決める判断
AIを使う際、
効率性向上やデータ分析といった目的がありますね。
効率で考えれば、切り捨てた方が早い。
数字で見れば、合理的な選択がある。
ですが、
先ほど立てた目的の中に
「人への想い」という前提が存在していることが、
とても大事だと思うのです。
「今回は、この人が言っていることに賭けてみよう」
「長い目で見て、あの人を信じて選んでみよう」
こうした人としての判断は、
効率やデータでは割り切れません。
つまり、人の心や組織には
目配りと耳配りと心配りが必要だということです。
誰の話に注目するか。
誰の声に耳を傾けるか。
誰の想いをくみ取るか。
こうした一人一人の判断の積み重ねが、
人としての「心輪」(しんりん。樹木の年輪的イメージ。
こうした判断ができる人が自然と集まってくる。
やがて、それが組織としての文化になっていくように感じます。
■ 判断(3)「それでも、やるか」を決める判断
そもそも、
この世の中は、VUCA※と呼ばれ、不確実なものです。
※Volatility(変動性)、Uncertainty(
Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)
の頭文字を取った造語で、現代社会やビジネス環境が
「予測困難で不安定な状態」ということ。
こうした中で、人は不確実なものを
「確定させる」と判断していかねばなりませんね。
毎日がその繰り返し。
そこには、成功する保証はないし、
失敗すれば、責任は自分に返ってくる。
それでも、
色々な情報から判断して、
「やろう」という決断を人としてする。
その先にあるのは、未来にはせる想い。
これは、AIに任せることはできませんね。
なぜなら、
最終的に責任を引き受けるのは、人だけだからです。
人であることの醍醐味ともいえます。
これが、「やりたい」という想いにつながり、
自分の心を動かし、
他人の心も動かします。
なので、どんなことも、成功も失敗もない、
あるとすれば、判断しないというのが唯一の失敗。
つまり、判断をAIに任せることが失敗と言えますね。
判断と決断の先に行動があり、
それが人の未来を創ります。
■ AI時代、人の判断の数は減らない
ここまで、
AIが判断を代替するほど、
人の判断は減る――
そう思われがちですが、
実際は逆ではないかということをお伝えしてきました。
AIが選択肢を増やすほど、
人が選ぶ責任は重くなる。
だから、これからの時代に求められるのは、
「判断の速さ」だけではなく、
「判断の質を上げる」ということ。
どの判断を、
自分として
組織として
企業として
引き受けるか、なのだと思います。
■ さんよし会的・問い
三方未来よし®の経営とは、
「今だけ」「自分だけ」の最適ではなく、
未来まで含めて引き受ける判断軸ともいえます。
さんよし会では、こうした“判断の質”を磨く対話をしています。
さて――
あなたが今、
AIには任せず、
自分で引き受けている判断は何でしょうか?
そして、
これから先も
自分の名前で決めたいことは、何でしょうか?
今日も、三方未来よしで。
それではまた。
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