ぬくもりの源流はどこから来たのか


その原点(源流)は
どこにあったのか。

今回の研修で、その源流に触れられた気がします。

たかぴーのメルマガにあった通り
長坂養蜂場の経営理念は

「ぬくもりある会社をつくりましょう
 ~強く 優しく 逞しく~」

です。

この理念は
2010年に作られました。

長坂社長曰く、それまでも
お客様を大切にする会社であったものの

社員に対しては

・お客様をお見送りする姿勢
・ウェルカムドリンクの温度など

マイクロマネジメントをされていたそうです。


その時に
お母様から
「あなたが言っていることは正しい。
 でも正しいことを武器に相手に
 突きつけると、それは相手を傷つける。
 もっと働く人のことを考えなさい」

と言われていたそうです。


その時にも
長坂社長(当時は社長ではない)は

「働く人のことを考えるのは
 自分の仕事じゃない。自分はお客様の
 事を考えるのが仕事だ」

と思っていたそうです。


<経営理念の策定から15年>

たまたまCS(顧客満足)の
セミナーだと思って参加した
坂本先生の講話で

「経営において一番大切なのは
 働く人とその家族の幸せである」

と聞いたところから理念の策定に
取組み、2010年に完成するのですが

そのときの
社員が約10名。

2026年現在は約90名。

約15年をかけて
着実に成長しています。

しかも
それは売上を求めて
無理に大きくなった”膨張”ではなく

人が育ち、着実に大きくなった
”成長”。

10年で
会社も、組織も、経営者も
そこで働く人も大きく変わったのです。


<相手を思いやることの大切さ>

90周年の社内向けの
記念動画を我々も拝見させていただきました。

その中で
次のようなエピソードがありました。

2代目の光男社長が
取引先から仕入れるときには
「選ばず、値切らず、文句を言わず」を
心掛けていたと。

その後
市場で原料が不作で
窮地に追い込まれたときに

それまでの誠実な
取引姿勢があったので

長坂養蜂場のために仕入先は
最優先で原料を回してくれたといいます。

それにより窮地を脱したのでした。


これは初代から教えられた道徳の教え

「相手を思いやること」を
大切にしての行動であるとのことでした。

また
現社長のお母様も
自分の子供たちに
道徳心を持って
接してきたというエピソードが数多く語られました。


<源流は初代からの道徳心>

その話を聞いていて

長坂養蜂場の源流は

経営理念を作る前から
脈々と流れ続けた
道徳心にあったのだと分かりました。

私は長坂社長が
経営理念を作って
そこから会社が大きく飛躍したという
印象でしたが

そうではないと。

地下に「道徳心」という水脈が
眠っていなければ

いくら「経営理念」という
井戸を掘っても水は出てきません。

理念によって会社が飛躍したのは
それ以前からコンコンと湧き出る
温かい思いやりの源流が
脈々と流れていたからこそなのだと実感しました。


<お母様からの言葉>

社員の皆さまに対し
現社長のお母様から
以下のような言葉がありました。

「人間にとって1番大事なもので
 必ずこれを持っていれば成長するもの。

 それは素直な心です。

 素直な心で
 誰かの小さな配慮や貢献に気付き
 感謝の言葉を伝える。

 自分が間違って相手に迷惑をかけたら
 ごめんなさいと伝える。

 そのありがとうとごめんなさいが
 言えることが大事です。」


<まとめ>

お母様から
教えられた素直な心と

会社が創業から
大切にしてきた道徳心(相手を思いやる気持ち)

それこそが
今の長坂養蜂場を
支える地盤になっている。


今回のツアーの
隅から隅まで、そのような
相手を思いやる気持ちが
溢れていました。

それはまた社員の方や我々を通して
外に広がっていく。

「ぬくもりのある会社をつくりましょう」

という理念はこうして
小さな想いやりの積み重ねで成り立っています。

成果を見て、やり方を真似て
と焦るのではなく

まずは自分たちの心のあり方を
磨いていくことが大事なのだと

今回のツアーを通して
そんな組織作りの真髄を学ぶ
機会となりました。


明日は

私が長坂養蜂場の
強さの一つだと思う
「言語化能力」の高さについて
お伝えしたいと思います。


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