プランド・ハップンスタンス理論とその実践
チームSKM 経営コンサルタントの 吉田 です。
今週の水曜日、ある研修会を受講した際、
女性の講師の方が自己紹介の中で下記のように
おっしゃっていました。
「私の人生は行き当たりばったり。
キャリア理論で言えば
【プランド・ハップンスタンス人生】です。」
その言葉に続けて、
「確かに偶然の要素もあったけれど、
チャンスが来たときにはしっかり掴んできました。
そのためには、チャンスを引き寄せる準備が必要です。
そして、その積み重ねによって、
様々なキャリアを築いてこられたのです」と
補足されていました。
講師の方は口頭でこの理論に触れていましたが、
ちょうど現在、私はキャリア理論の学習中で、
まさに理論と実践が交わった瞬間でした。
今勉強しているテキストをもとに、
その理論を改めて整理してみると、以下の内容になります。
■ ジョン・クランボルツ(1928年~2019年)
「プランド・ハップンスタンス理論(計画された偶然理論)」
スタンフォード大学
教育心理学者 ジョン・D・クランボルツ氏に
よるこの理論は、「偶然の出来事をキャリアに活かす」
ための考え方です。
ただの偶然に頼るのではなく、自らの意識や
行動によってチャンスを「起こし」「引き寄せていく」ことが
重要とされています。
偶然を味方につけるには、以下の5つの特性が求められます。
(1)好奇心:常に新しいことに関心を持ち、学習機会を持つ
(2)持続性:失敗しても諦めず、努力し続ける力
(3)楽観性:うまくいかなくても前向きに捉える思考
(4)柔軟性:状況や時代の変化に合わせた柔軟思考
(5)冒険心:結果が見えなくても挑戦、失敗を恐れぬ行動力
今回の研修で、この理論を実践されている方の人生を
垣間見て、頭で覚えていた理論が、
明確に実在するんだという感覚がありました。
とてもワクワクしました。
その勢いで、クランボルツの著書
『その幸運は偶然でないんです』を読みたくなり
図書館に行ったのですが、残念ながら置いておらず、
代わりに『一歩踏み出せば昨日と違う自分になれる』を
借りてきました。
明日、大阪の大型書店で『その幸運は…』を
探しに行こうと思っています。
これも「好奇心」ですよね
また、今週月曜日に参加した「さんよし会」の研修も
非常に学び・気づきも多く、
私自身、ワークでの小さな失敗(反省点)も
多々ありましたが、参加して、失敗することに
意義があると思っていますので、
これからも参加してチャレンジし続けます
「持続性」、「楽観性」、「冒険心」ですね
そして、今週のブログを拝見していたら「好奇心」が湧き、
ちょうどAmazonプライム会員であることも思い出し、
Audibleの3ヶ月無料体験にトライしてみようかと
考えています。
「好奇心」、「柔軟性」、「冒険心」 かな
みんなに倣ってなんでも 引き続き 新しいこと
試していきます