1970との対比で考えてみる

おはようございます。

三方未来よし経営(TM) で、

5年・10年と連続増益する会社づくり

お客さま、従業員、社長、取引先、地域
そして未来の子供たちの幸せに貢献する
会社づくりをご支援する

感動経営コンサルタント
佐々木千博です。

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★安心・簡単・便利→遊ぶ・つくる・つながる

昨日は2025年大阪・関西万博のアイディア
を考えるワークショップをやっていました。

とても緩やかな優しい雰囲気ですが、
その中でアイディアが本当に多角的に
出てきて面白い時間となりました。

難しい顔してれば、
いい仕事・いいアイデアという
ことはないですね。

さて、対話の中で出てきた意見として、
昔のような熱狂は難しいんだろうなと
いう話がありました。

1970年の大阪万博では月の石などに代表
されるような未知への関心、物珍しさがあった。

私は生まれていないですが、
進歩・進化・成長への無垢とも言える希望
という時代の風と、未知への関心で
きっと皆が熱狂したのだと思います。

しかし現代はICTの 発達もあり、
多くのものが手軽に「見る」ことが
できるになってしまった。

情報が表面的であれ簡単に手に入る。

サブスクで沢山の優良な映像に日々
触れ、SNSで世界と繋がれる。

一言でいえば、イベントで
感動することが難しくなっている。

もう何かを「見に行く」という動機だけ
では万博にわざわざいく魅力には
ならないのではないか?と言う話です。

ちなみに1970年の大阪万博
メインテーマは「人類の進歩と調和」
でした。

先日参加した、別の万博の
イベントで、独立研究家の山口周さんは、

この1970万博時代のテーマを一言で
いえば、「安心・簡単・便利」だった
と言われていました。

安心でいえば、
「未来の社会は台風はこなくなる。」
という話もあったそうで、

その理由がなんと、
 「なぜなら水爆で台風を消せるから」

今からするととても考えられない
言説ではありますが、
そのようなことも言われていたそうです。

かように時代が変わっているわけです。

そんな50年と少し前のこと言われても
と思われる方もいるかもしれませんが、

昭和時代の発想で、

より安全なものを
より簡単に、より便利に・・・

そのために、
より安く、早く、高機能で・・・

この発想の延長線上でやっている
会社がまだまだ山のようにあるのが
現実だと思います。

実際、より良いものを、
より早く、安くという発想だけで
モノづくりをしている会社は
海外との競争もあり厳しい状況
のところが多いように思います。

では、「安全、便利、簡単」に代わり
何に着眼して会社を変革していくか?

明日は、山口さんの話の続きを
参考に触れていきたいと思います。