会議・ECRSのC

数回にわたり、
会議の生産性について触れています。

会議に限りませんが、
「生産性を上げる」には順序があります。

製造業などでは、生産性をあげる
原則として「ECRS」というものがあります。

E：Eliminate　なくす
C：Conbine　一緒にする
R：Rearrenge　順序を変える
S：Simplify　簡単にする

３Sと同じように取り組む順番があります。
上から順番に取り組みます。

今日はECRSのC　一緒にする
を「会議」で考えてみます。

今回は「一緒にする」「まとめる」
という観点で、本来のＥＣＲＳのＣ
とは違うかもしれないものにも
触れたいと思います。

●同じメンバーの会議を
　まとめられないか？

何度も集まるのは、それだけで
時間と労力の無駄です。

同じメンバーで複数の会議を
するならまとめられないか？
考えてみましょう。

●レジュメと議事録を一緒に
　出来ないか？

生産性の高い会議にするためには
事前設計（レジュメ）が必須です。

レジュメは事前に参加メンバーに
配布し共有しておくことも多い
と思います。

会議はこのレジュメ、式次第に
そって進むわけですから、
レジュメに議事を追記すれば、
入力の二度手間も減りますし、
参加者も分かりやすいです。

●ファイルをまとめられないか？

資料などがデジタル化され、
ペーパーレスも進むと、
同じようなデジタルデータが
大量にいろんなところに発生し、
何が何か分からなくなることがあります。

それぞれが資料を管理するのでなく、
共有ストレージで共有することが有効です。

●視線と思考の焦点を一緒にできないか？

会議でペーパーを配るリスクは、
各人それぞれが、自分の見たい所を
見ていて、議論の焦点が揃わないことです。

スライドに投影して、同じものを見る。
編集もGoogle App等を使い、
同じものを編集し、同時に確認。

またホワイトボードを活用する。

今日の会議の議題とゴールは、
常に見えるところに置いておく。

視線と思考の皆一緒にする
だけで、生産性は驚くほど上がります。

会議に限らず、あらゆるの
仕事の生産性向上で応用できる
内容です。

自然と、これらのチェックが
できる思考習慣をつけていきましょう♪