休息をとらずに働き続けたらどうなる?
こんにちは。
佐々木感動マーケティングの
雪山さやです。
毎週日曜日の
感動経営通信メルマガは
雪山からお送りします。
私は現在、佐々木感動マーケティングにて
時短・テレワークで働きながら、
ワークライフバランスコンサルタントを
しています。
今日のメルマガでは
「勤務間インターバル」についてご紹介します。
皆様、勤務間インターバルという言葉
ご存知でしょうか?
これは勤務終了後、
8時間~12時間以上の
休息時間を設けることで
企業が働く人の
生活時間や睡眠時間を確保する
という人事制度です。
2019年に施行された働き方改革関連法にて
努力義務となりました。
★休息をとらずに働き続けたらどうなる?
仕事内容によっては
深夜に仕事が発生する場合があります。
それは仕方のないことです。
病院での夜間勤務や
コンビニなどの深夜営業、
サーバーメンテナンスのために
深夜作業が必要になるという会社もあるでしょう。
深夜に勤務をして
翌日も通常の始業時間に出社すると
どうなるでしょうか?
社員は
当然十分な睡眠を取ることができないので
翌朝、眠い目をこすり
仕事に向かうことになります。
そうなると、
作業効率はもちろん低下します。
普段しないようなミスを
してしまうこともあります。
そしてこのようなオーバーワークが続くと
休日を挟んでも
蓄積した疲れを完全に回復することが
できなくなってしまいます。
深夜作業が
予定していたものであっても
突発的に発生したものであっても
働く人に休息は必要です。
★勤務間インターバル制度とは?
会社で制度として
社員が勤務を終了後、
一定時間以上の休息時間
を設けることとします。
時間数の設定には、以下のような
考え方があります。
◆一律に時間数を設定する
8時間,9時間,10 時間,11 時間,12 時間など
◆職種によってインターバル時間数を設定する
◆義務とする時間数と
健康管理のための努力義務
とする時間数を分けて設定する
職場ごとに、職種ごとに
適した時間を設定します。
設定した時間を
お互いに守れるように
勤務時間を可視化する必要が出てきます。
可視化の手法には例えば、
その日の退社時間と
翌日の出社時間を
ホワイトボードに記入して帰る
というという方法があります。
職場ごとに
勤務終了時間と
その人がいつ出社してくるのか?
可視化するために適した手法を
とってください。
★事例のご紹介
ご興味ある方はぜひ
厚生労働省の事例集をご覧ください。
「勤務間インターバルの制度自体知らなかった」
というところから制度構築・実施をされた
事例が豊富に掲載されています。
参考にされてみてください。
【厚生労働省 導入事例一覧】
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/jikan/interval/case_study.html
そして、ぜひ自分事にして
考えてみていただけますと幸いです。