DXにより事業変革を成功させるポイント(6)

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DX (Digital Transformation)を支援し、
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笑顔あふれる働き方と経営の共育コミュニティ
「さんよし会」主催の佐々木千博です。

DXにより事業変革を成功させるポイント(6)

DXシリーズ 第2弾。
『DXにより事業変革を成功させるポイント』

今日は「業務を変えるDX」の事例を見て
いきたいと思います。

自社で出来ることないだろうか?という視点で
みていきましょう。


ーーDXにより事業変革を成功させるポイントーー

1.なぜ今、DXが求められているのか?
 ・第四次産業革命(IT・IoT・AI等の進化)
 ・環境対応力が求められるVUCA時代
 ・人財獲得競争時代
 ・SDGsとESG経営

2.DXの可能性を事例から学ぶ ・顧客価値を変革するDX
 ・業務を変革するDX ・意思決定を変革するDX
 ・働き方を変革するDX
 ・新しい市場を創造するDX

3.DXにより事業変革を実現する考え方
 ・事業変革のための事業戦略の立て方
 ・組織人財→業務→顧客価値→経営成果の4階層で考える
 ・手段としてのデジタル技術活用

4.DX実現の鍵となるDX人財と企業文化の変革
 ・事業変革の決断はトップ層しか出来ない
 ・誰にDX推進を委ねるべきか?
 ・KKDから新KKDへの転換
 ・部分最適から全体最適へ
 ・投資対効果の考え方

5.DXで事業変革を推進するステップ
 ・目的・目標と課題の明確化
 ・次世代のDX事業戦略策定
 ・実行計画の策定と体制構築
 ・アジャイル開発
 ・運用・保守・改善と見直し

ーーーーーー


■業務を変革するDX

デジタル技術の活用で、業務が大幅に
生産性向上を果たした事例です。
実は前回の顧客体験の変革でも
業務生産性が大幅に上がっている
ものもたくさんありますが、
別のものをリストでご案内しますね。



ロボットプロセスオートメーション(RPA)
日々の作業を自動化する技術で、
過去数年間でその使用が急速に広がっていますね。
特に手間取る作業や単純作業を自動化するのに
役立っています。

一番身近なのはEXCELの作業を記録させて
何度もやる方法でしょうか?
マクロの記録を開始して手順を実行し、
個人用マクロブックに保存すると後から
何度も同じ手順を実行することができますね。
これを色々なもので出来るイメージです。

・働く人の満足度の向上(単純反復作業からの解放)

・人的コストの削減

・業務の精度を改善(単純ミスなどはしない)


「RPA」で検索すれば山ほど出てきます。
自社に合いそうなものをセレクトしてください。

お掃除ロボット

これも「ルンバ」をイメージすれば分かりやすいですね。
より大型で大きな施設で使えるものもあります。
サブスク型やレンタルもあります。

(例)アイリスオーヤマの法人向けお掃除ロボット
https://www.irisohyama.co.jp/b2b/robotics/products/whiz-i/



AIによるデータ生成(テキスト・画像)

今、生成AIが大フィーバーです。
文字なら「ChatGPT」
イラストでも「Midjourney」「CanvaAI」「Photoshopβ」・・・
色々あります。

私もChatGPTは、もう毎日のように
色々な用途に使っていますし、
画像生成AIも使ってみたところ、5分程度で
それっぽい画像が作れました。

一気に完成品をつくるというより、
中間工程を一気に省くときに極めて
効果的だと感じています。
(最後は目利きして、お色直ししてフィニッシュ)


ChatGPTで言えば、

・タイトルの案だし
・翻訳
・事例のリストアップ
・文章の素案
・コンテンツ作成時の要素出し
・プログラミング

こんなことは全部使えますね。

全体構成力や目利き力・修正力さえあれば
使わない理由はないです。



ヤマト運輸の宅配通知サービスなどのDX

2024年問題など人材不足が最も深刻な業界が
運送業です。例えば最大手ヤマト運輸は
以下のようなことをしています。

配達最適化:AIを使用して配送ルートを最適化。
効率的な配送ルートを自動計算し、
配達時間の短縮や、燃料消費の削減を図り、
業務効率と環境への配慮を両立しています。
https://www.yamato-hd.co.jp/news/2021/newsrelease_20210803_1.html

RPA活用:事務作業の効率化とヒューマンエラーの削減
を実現しています。
自社で行った経験をもとにグループ会社で外販も実施
https://www.nekonet.co.jp/service/rpa_onsite

IoT活用:荷物のリアルタイム追跡や保管状況管理など。
荷物の紛失リスクを低減し、
より正確な配達ステータスの提供を実現。

顧客サービス充実と業務負荷低減
荷物の受取時間や場所を自由に指定「ネコポス」
https://business.kuronekoyamato.co.jp/service/lineup/nekoposu/index.html

荷物の配達状況をリアルタイムで確認できるサービスもありますね。
「お荷物お届け予定のお知らせ」は私も山ほどお世話になっています。
これらにより、再配達を減らしたり、
問い合わせ対応を減らしながら、スピーディーな
対応で顧客満足度も高めていますね。



クラウドサイン

ビジネスには契約書がてんこ盛りですね。
ハンコのやりとりや、郵送代・印紙代、
塵も積もればで大変な時間とコストです。

クラウドサインのサイトではコスト60%ダウン
契約締結のリードタイムが劇的に削減とあります。
https://www.cloudsign.jp/lp/



FBA(フルフィルメント by Amazon)

Amazonが提供する商品保管・出荷・
カスタマーサービスの一連の業務を代行するサービスです。
物流とITが高度に融合していますね。

売り手にとってはビジネスの運営を簡素化し、
負担を軽減する一方で、顧客にも迅速で確実な
商品配達を提供できる革新的なサービスだと思います。




分かりやすい例ということで大企業中心に
書きましたが、RPAや前回紹介したChatBOTなど
は中小企業でも即導入できます。

また大企業のDX事例は示唆に富んでいます。
中小企業と大企業の差を埋められるのもDX
ですので、大企業からも積極的に学びたいですね。

他にも山ほど事例はあります。
ぜひ、たくさんの事例を見て、体験して
自社ならどんなことができそうか?

考えてみましょう。

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