「計画」と「目標」何が違う?
前々号で、計画達成状況を聞かれたら?
ということで、Aさん、Bさんに
登場してもらいましたが、
似た用途で使われる言葉に、「目標」があります。
事業計画では、「計画」と使い、
個人の場合は、目標設定と「目標」という言葉を
一般的に使うことが多いように思います。
子供向けにベネッセのサイトでは、
ーーー引用ーーーー
目標は、「いつまでにどうしたいか、なりたいか」
を決めたもの。計画は、目標を達成するために
「いつ、どうやって行動するか」を考えることだよ。
例えば、部活でレギュラーになることが
目標だとすると、そのために毎日どんな努力
をしていくといいか考えることが計画だね。
ーーー引用ここまでーーー
とありますが、ビジネスにおいて、
売上などの計画と目標について、
私はシンプルに、
目標:めざすもの
計画:達成を前提とするもの
と考えています。
組織の営業計画をブレイクダウンしたものが、
個人目標だと困るわけです。
個人計画である必要があります。
飛行機でいえば、目的の飛行場に、
時間通り滑走路に着陸することは飛行計画で、
飛行目標(目指すけど、滑走路オーバー
したらゴメン)だったら困るわけです。
そんなことを考えていました。
計画=必達目標 とも言えるかもしれません。
ここで、計画を板割りに例えて考えてみます。
板割り(拳で厚さ2cmくらいの木の板を割る)
などするときに、板に焦点を合わせると、
素人の私は割れません。
しかし、その板のずっとその先に焦点を当てて
撃ち抜くと板は簡単に割ることができます。
ここでいう焦点が「目標」に当たるわけで、
「目標」は「計画」のその先に設定した方がいい
ということが言いたいわけです。
そんな先にあるチャレンジングな目標だからこそ、
目標達成表彰は意義があります。
目標達成表彰はやっていい。
素晴らしいチャレンジの果実だから。
計画達成表彰って、ちょっとしっくり来ませんよね。
やって当たり前というか、本来、達成すべきものだから。
そんな風に、「目標」と「計画」をしっかり、
言葉の上でも、実際の運用でも分けると、
仕事ってもっとメリハリがでるように思います。