伝わる伝え方3点セットの法則
前々号で、『1/3・1/3の法則』というものを
お伝えしました。
発信側も受信側も、それぞれ半分も伝えられない、
どんなに伝わっても、本当に伝えたいことの
10%程度という前提で、謙虚に伝えるように、
受け取るようにしていこう♪
というお話でした。
今日は、どうすれば伝わるか?
これには色々な手法などが紹介されていますが、
私が35才くらいからずっとやっていて、
結果、いつも「分かりやすい」と研修などでも
反響を得ている方法をお伝えします。
それは、知識を修得して、活用してもらうために
以下の3点セットで伝えましょうというものです。
伝わる伝え方3点セット
(1)キーワード
(タイトル、一言集約)
(2)内容
(言葉の意味や具体的な内容説明)
(3)事例や例え話
内容を活用した具体的な事例や、
理解を助ける相手がイメージしやすい例え話
これ、すごく強力です。
先日、私の友人のトップクラスの講師・コンサルタント
が私の前で参加者に話をしていましたが、
(本人は自然体でやっているだえで自覚していないようですが)
この3点セットでの話になっていました。
どれが欠けても理解度が下がります。
たとえば、(1)と(2)だけなら、
具体例がないので、具体的にどのように
実践すればいいのかが分かりません。
(1)と(3)だけの場合、
具体例は分かっていいなと思えても、
本質やポイントが分からないので、
自分の業務に応用が利かせにくくなります。
(2)(3)だけの場合、
内容はよく分かるのですが、キーワードや
タイトルになるようなものがないので、
思い出しにくいです。
また人にも伝えにくいです。
ということで、
(1)キーワード
(2)内容
(3)事例や例えばナシ
の3点セットを意識して一緒に話すようにして下さい。