ピンチはチャンス

チームSKM 上村です。

よく「ピンチの後にチャンスあり」という言葉を聞きますよね。

スポーツの世界ではよく聞く言葉かと思います。
高校野球の地区予選も終わりましたが、
「甲子園には魔物が住んでいる」という言葉や
「野球は9回裏2アウトから」という言葉もあるくらい
ピンチの後にはチャンスが来る事がかなり多いです。


この理由としては次のことが考えられます。

ピンチ側は開き直る事ができて
身体も心もリラックスして
本来の力以上のものが出せる状態、

逆にチャンス側は
ここを上手くいけば勝利という状況で
プレッシャーがかかり、
本来の力が出せない状態と言う事が多いです。

 

ちょうど本日の早朝、昨日の深夜にもパリ五輪を見ていました。

スケートボードの堀米選手も追い詰められた最後に
全選手の中でその日一番のパフォーマンスを出して
他の選手とは一線を画した高得点をたたき出しました。
そしてその後の選手たちが先ほどまで成功していたのに
最後のパフォーマンスはミスをしてしまっていました。

体操団体もラストの演目まで1位だった中国選手も
鉄棒競技でまさかの2回落下するというあり得ないミス。
そして僅差で日本代表が金メダルを獲得しました。

精神状態をいかにして保つかということが非常に重要です。


そのためには「ピンチ(問題や制限)」の見方を変えることが大切です。


例えば、問題といえば
組織において和を乱すような
社員がいたとしましょう。

考え方によっては
「問題児がいるから上手くいかない」
と考えてしまうかもしれません。

 

しかし、

「自分のコミュニケーション上達の機会」
「リーダーとしての能力を高める機会」
「彼の良いところを活かすことが出来たら
 組織はもっと良くなるのではないか」


と、それを問題ではなく、
成長の機会(チャンス)と捉えるということです。

 

制限も同じですね。
例えば人員が削られたり、
納期までの時間を短縮されたりと
人や時間の制限が出されたとします。

火事場の馬鹿力という言葉もありますが、
「制限」がかかるからこそ、
自分の限界を超えたアイデアや能力を
発揮することができます。


皆さんも普段、
「問題が起きた」
「制限ばかりで思うように出来ない」
「もっと〇〇があれば」

といった問題や制限にばかりに
目を向けてしまいがちならば、
成長の機会、新たなチャンスと考えてみましょう!


五輪を見る機会があれば
是非とも試合を楽しみながらも
プロフェッショナルのメンタルなどにも
注意を向けながら観るのも面白いですよ!