鬼手仏心・目先抵抗に負けるな

おはようございます!

人の力を活かし切る感動マーケティングで
働き甲斐”と“業績”を同時に高め
あなたのビジョン実現を支援する
感動経営コンサルタント 佐々木千博です。

3月もいよいよ最終週ですね。
年度末の会社は、最後の追い込み
ですね。締めくくりにふさわしい
1週間のスタートにしましょう。

私は、来期(4月1日)に向けて
Felisi(フェリージ)という
メーカーのカバンを昨日買いました。

これで来期は心機一転頑張ります!

さて、最近、経営者の方から
立て続けに聞かれたり、
相談されたりする内容があります。

それは、、、

新しい挑戦始めると

それは、

・今まで頼んだことのない
自己内省の発表会をし、
 自己と相互理解を深めようとする。

・外部のコンサルタントを
 入れて、新しい基準と視点を
 社内に持ち込もうとする。

・会社見学会を受け入れる

など、新しいことを提案または
取組みを始めると、
従業員から抵抗がありました。

・そんなことやりたくない。

・なんで外部入れるんですか?

・〇〇さんがかわいそう

・うちには無理だ

などなどの拒否反応があります。
従業員から反対されて
やってもうまくいかないので、
やめようと思いますが、
いかがですか?

との相談です。

問題は3点

このような相談には問題点
が3点あります。

一つは、従業員のそのような声
で経営者として必要と決めたこと
が簡単に揺らいでしまうこと。

特に、やる前から揺らいでいるよう
では本当に決断したのか?と
少し疑ってしまいます。

もう一つは、
十分に「なぜするのか」
「その先に何を見据えているのか」
が伝わっていないということ。

本当に充分に、
伝える努力をしたのか?
何度も、トライしたのか?

ということ。

最後の一つは、
従業員の声にこたえて、簡単に
辞めてしまうと、

“意見・文句言えば通る”
“やる前・やりきる前から文句言う”
という悪しき社風の前例に
なることを理解していない・または
そうなる覚悟がない場合があること。

です。

人は変化を拒む生き物

基本的に、人は新しいことを
したがりません。

これは、私だって同じです。

今までのやり方、今までのメンバー
の方が、慣れているし、楽だし、
結果も想定できるからです。

できるだけ、安心できる
今まで通りが望ましい。

これは生き物だから仕方ない。

なので、今まで通りではダメだと
考え、決断して、これから新しい
ことに取り組もうとすると、
このような反発が大小は別として出ます。

見える・見えないは別として
反発が何一つでないというのは、
現状維持と言っていいとさえいえる。

その前提をもっておくこと
が大切です。

鬼手仏心

私のいく歯医者さんには、
「鬼手仏心」という言葉が
飾られていますが、

これは、
医者は手術のとき、残酷なほど大胆に
メスを入れるが、それは何としても
患者を救いたいという
温かい純粋な心からである。

必要であれば、一見厳しいことを
断行しやりきる勇気も必要。

というようなことです。

一見、従業員に厳しいことで
あっても、やりきるべき時もあります。

一見、従業員思いで優しく
見えることが、
本当のやさしさなのか?

よく自問自答したいものです。

お知らせ

■2019年6月開講(新企画)
学ぶだけでなく、コンサルティングも
受けることができる個別対応型講座。
経営者だけでなく幹部社員の研修にもなる。
人の力を活かし切る感動マーケティング講座。
・現場でどんどん改善が進む
・従業員の方の主体性が生まれる。
・勿論業績も継続的に上がる風土になる。

■企業進化道場80期
社長業をしていて本当によかった!といえる生き様・経営をしたいですね。
激動・不透明な時代にもぶれない経営の本質がつかめ、自社の3年先
を見通せる限定6社のプレミアムグループコンサルティング

(2019年4~6月東京開催)第80期企業進化道場
http://www.e-garyu.com/cn12/pg410.html

在り方・考え方

前の記事

イチロー引退
マーケティング

次の記事

みさき公園撤退