とても感動しました(3)

おはようございます!

“働き甲斐”と“業績”を同時に高まる
新3K(高幸福・高付加価値・高収益)
の幸せ増幅企業づくり、

あなたのビジョン実現を支援する
感動経営コンサルタント 佐々木千博です。

GWも後半に入りました。

GWがまさにお志事の旬という方も、
GWはエネルギー充電期という方も、
やり残しのないGWにしていきましょう♪

さて、今日は、感動のY社、
先日に続く第3弾。
いよいよ工場見学編(前編)です。

工場見学の内容

兵庫県の少し山奥の工場にお伺い
したのですが、新神戸駅から送迎バス
も出していただき、車のない私には
とても有難かったです。

工場見学では、

・朝礼見学
・工場の環境整備見学

をさせて頂きました。

日本一の笑顔をつくる朝礼

朝礼の目的は、未来の理想の自社を
先取りで朝から実現し、理想の風土を
皆でつくることです。

Y社は、「日本一の笑顔とあいさつ」を
社風テーマにしていますので、
朝礼の目的も「日本一の笑顔であいさつ」
できるようになることです。

本来30分のところを15分の短縮版で
見せて頂きました。

順に気づきを取り上げます。

■当番

当番は持ち回りです。
全員が当番することで、全体を取り
まとめる力などを養う事ができます。

■挨拶

何事も挨拶から。
挨拶と拍手でスタートです。
拍手は「スマ♪イル♪」と2拍手で
終わるのがY社流。
笑顔を常に意識します。

■理念唱和

きっちり、声が揃っています。
この揃っているということは心が揃う
に通じるので、とても大切なことです。

■イメージ

理想の会社をイメージする時間
でもあります。イメージできないもの
は絶対に叶わないので大切な時間です。

■置き換えワーク

月間朝礼という本を一人1分読んで、
それから学んだ事をお互いに、
自社・自分に置き換えて2人一組で

対話・フィードバックする時間です。
自ら考える習慣のある会社の朝礼
には、ほとんど、この考え語る時間
があるように思います。

ベトナム人の方も、前日から予習して
日本語を理解し、考え、表現する
ことから逃げずに真剣に取り組みます。

また、全体を俯瞰的に観察し、
聴き耳を立てて、後で良かったものを
全体に披歴する人が居るのが、
Y社の特徴です。

■今日のベトナム語

毎日、一つベトナム語の練習です。
ベトナムの方に、日本語を覚えてもらう
必要は当然あるのですが、一方的に覚えて
もらうのではなく、日本人もベトナム語を
覚えようという相互理解を象徴する時間です。

こんな時間のあるなしでも、ベトナムの方
との心の交流は全く変わります。

■ロールプレイング

お客様に何か聞かれた時の受けごたえ
を3人一組で練習します。

一人はお客様役、一人は社員役、
もう一人は観察・フィードバック役です。

例えば「御社の理念」は何ですか?
と聞かれた時に、自分の考えも含めて
伝えることに挑戦します。

こういった毎日の積み重ねが、
自ら考え、踏み出す人財づくりには
欠かせません。

■フィードバックをもらう

朝礼に限らず、会社見学を
受け入れるメリットのは
幾つもあるのですが、大きな
メリットの一つが、客観的な
フィードバックをもらえること。

良かった点、もっとよくできる点、
Y社の場合、笑顔の良かった人を
書いてもらう欄もありました。

観られることで、成長する。
いいフィードバックで元気を得る。
改善フィードバックで進化する。

Y社は何度も見学を受け入れ、
その度にどんどん進化します。

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朝礼をしている会社は山ほどあります。

しかし、朝礼ほど明確に差の出る
取り組みも少ないです。

・朝礼すらない会社

・皆が嫌々、やらされで唱和と話を
聴くだけの朝礼

・各社員に参加する場はあるものの、
 決まったことを話すだけの朝礼

・理念などを自ら考え発言する場が
 あり、日々の風土づくり、学びの場
 になっている朝礼

・上記に加え社外からも日々学び、
自社も外部視察を受け入れ、
 日々進化する朝礼

私は、感動経営コンサルタント同志
でZOOMというオンライン会議の
仕組みを使って、在り方を唱和し、
テーマを議論する朝礼を
平日の毎朝しています。

あなたの会社はどの
パターンですか?

明日は工場見学(環境整備編)です。