一方通行な営業(答え合わせ編)

おはようございます!

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あなたのビジョン実現を
支援する 感動経営コンサルタント
佐々木千博です。

先日の「一方的な営業」について
の答え合わせ編です。

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一方通行な営業

一つ前提として、彼には、
素晴らしい点もあることです。

私に営業について学ばせてくれた
ことにも感謝したいと思います。

欠点探しより、いいところ探しの
方が大切ですから、まず美点から
触れたいと思います。

彼の素晴らしい点(美点)

ざっと列挙します。

・売るという事への熱意

・アポイント取れるまで、
 定期的に電話する姿勢

・余裕をもって、
 アポ場所に到着

・服装きっちり

・自分なりに、その商品を購入
 した方がいい根拠(情報)を
 集めてファイリングして説明

・熱意をもって伝えている

・一度断られても諦めない

・商品には自信をもっていて、
 自分もその商品を購入している

そう、頑張っているんです!

しかし、勿体ない・・・
それが次の点でした。

課題(彼の伸びしろ)

こちらも列挙しますね。

・会った時に、
時間を作ってもらった事への
 感謝の言葉がない

・時間がなかったことが
 あるにせよ、相手の話を聞く
 ことなしに、一方的に説明を開始

・相手の話への共感が
あまり示されない

・相手のニーズや課題を探し、
 その解決策として
提案していない

・終了時間を逆算して話を
していない。時間大幅オーバー

・相手の気持ちや反応に応じた
 対応になっていない

・相手の都合への配慮
 相手に合わせた
コミュニケーション方法の選択
 (電話は取りにくいことを
  事前に伝えている)

・結論を急ぎすぎ

――――――――――――――――

一言で言えば、盲目的に熱心、
故に独りよがりな営業になっている。

といった感じでしょうか?

営業は人と人のコミュニケーション。
一方通行では上手く行きません。

最初は、今は買わないまでも、
がんばってるな!

覚えておいて、機会があれば
声かけてあげよう♪と
思っていたのですが、

だんだん、この人からは
買いたくないな・・・

という気持ちになってきて
しまっています。

折角がんばっているのに、
勿体ないなと。

これは営業に限らず、
コミュニケーション全般に
言えることですね。

実は営業には、
基本となる順番というもの
があります。

次回は、関係性ファースト
いうことで、それについて
触れたいと思います。