大切なものを守るために、支出を見直す

おはようございます♪

人とチームの生産性革新を通して
「働き甲斐」と「業績」を同時に高める

感動経営コンサルタント　佐々木千博です。

昨日は、キャッシュの見通しを
もつということで、「資金繰り表」を
作りましょうというお話をしました。

キャッシュが切れれば事業は、
仮に事業が絶好調・急成長中でも
終わるので、とても重要なことです。

何はともあれ、非常に厳しい状況
にあったとしても、生き延びないといけません。

コロナ拡散防止に最大限の努力を
しながらも、事業を継続することが、
一番の社会貢献にもなります。

さて、「資金繰り表」で
見通しが見えれば、
打つべき対策が見えてきます。

できることは、いろいろあるの
ですが、まずすべきことが、
不要不急の出費（キャッシュアウト）削減です。

大切なものを守るために、
不要不急の支出の見直しを
していきましょう。

ところで、支出削減ですが、
順番があります。

優先的に支出削減したいもの

「なくても大きく困らない
＆相手も困りにくいもの」
から削減していく。

更にその中で、「効果の大きいもの」
から見直していくということになります。

●余分に借りている駐車場など
の最適化、地代家賃の削減

●車両費
ほとんど使っていない車両の処分
（都市部なら本当に車必要か再検討）

●生命保険・損害保険
リスク管理上、本当に必要なものに絞る。
節税や財テク考えるなど考える前に、
いまを生き残ることを優先。

●特に使っていないサービスの停止
サブスクの月額使用料など

●付き合いで入っていて、
ほとんど参加していない諸会費

●通信料
格安の通信サービスへの切り替え

●水道光熱費
日々の節約と共に、
料金プランの変更や、新電力の利用など

●とっているだけの定期購読
ほとんど読んでいない、業界雑誌
ビジネス雑誌などの定期購読やめる

●事務用品などを丁寧に使う
消耗品を丁寧につかう、
コピー用紙も裏紙を使うなど

●あればいいな♪で導入しているもの
ウォーターサーバーなどの
福利厚生サービス、
オフィス生活を快適にするもの

●融資の返済条件の見直し
やることをやって、きちんと計画を
立てて相談すれば対応頂けます。

●社会保険
これらも、やるべきことをやって、
督促状を無視せずに納付計画を
交渉することで分納が認められる
こともあるようです。

最後まで死守すべきもの

永続ビジネスの基本は「利より信」
です。関係性が深い、信用・信頼関係
の深いものは、最後まで守らねばなりません。

●最たるものは従業員の皆様です。
（勿論、業務の棚卸や、無駄な
残業削減等は必要です）

●苦楽を共にしてきたような
ビジネスパートナーも最後まで
費用削減対象の後回しです。

ややもすると、人は、
近い関係の人、仲のいい人、
日頃からよくしてくれる人なら、
許してくれる・分かってくれるだろう・・・
と甘えが生じがちです。

そして、関係性が薄い、相手の顔も
見えないようなビジネスライクな
取引の方（一般的には、相手は大企業
でダメージも少なかったりする）を
優先してしまったりします。

厳しい時に、「信より利」
をとってしまう。

そうすると永続ビジネスの最大の
財産である「信」が失われます。

簡単に言えば、
よく顔が見える人・取引先ほど、
最後まで大切にしましょうということです。

くれぐれも順番を
間違わないようにしたいものです。

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