ホスピタリティより・・・
おはようございます。
社長・右腕・リーダー の一体チーム
づくりで、働きがいと業績が両立する
人が輝くNo1企業づくりを支援します。
感動経営コンサルタント
佐々木千博です。
会社の成長には、
経営者に近い目線の右腕と、
現場を主体的に改善・成長させるリーダー
が必要です。
このメルマガでは、
右腕・リーダーを育て、
事業で成果を出すためのポイント
理念を核とした逞しい社風づくりと、
成果を導くマーケティング
これらを中心にお伝えしています。
★ホスピタリティより・・・
昨日は某所で、行政と地域の
キーマンである経営者を交えた座談会
にオブザーバー参加してきました。
そこでは人口減少の著しいような
田舎でもワクワク感と発展性を
感じさせる取り組みを展開する
経営者の様々な考え方に
触れることができ、
とても刺激的な時間となりました。
今日はその中で一つ、
これはありだなと思ったもの
をお伝えしたいと思います。
その会社は
「誰かの日常が、あなたにとっての非日常」
というコンセプトのもと、
町の空き家をホテル化して、
その町ぐるみでサービス提供も行なっています。
ところで、
その会社では、「ホスピタリティ」
という言葉は禁止しているそうです。
代わりに大切にしている概念は
フレンドシップです。
一般的にはサービス、
その先にホスピタリティ・おもてなし
があると考えるのが一般的ですが、
あくまで消費者と提供者という
関係を感じさせる所は
なきにしもあらずです。
一方で、フレンドシップというのは
友達ということですから、
より自然な関係、心地よい関係
をイメージを持ちました。
勿論、これはその会社の商品・サービス
の特性やブランド・目指す世界観で、
どちらがいいと言い切れませんが、
そのような観点でサービス体験を
考えてみるのも良いと思います。
思い起こせば10年ほど前、、、
私は大学に企業派遣されていて、
社会人基礎力を鍛える
アクティブラーニング
の4単位の講座を受け持っていました。
そこでは、京都×外国人×学生
という三つの要素を組み合わせて、
独自のサービスを開発し
実行してほしいというテーマを出しました。
彼らが作ってくれたサービスは、
Smilink(スマイリンク)という名前の
サービスで、
経産省の全国大会でも入賞しましたが、
このサービスは授業の枠を出て、
任意団体としての活動を継続し、
京都府からも表彰をいただきました。
この時のコンセプトが
まさに「友達」でした。
訪日外国人からすれば
素晴らしいおもてなしも
良い思い出となりますが、
それ以上に異国である日本で
友達ができるということが
最高のサービスである。
そしてそれは学生の強みを
存分に生かすことができる。
そんな考えからリアルと SNS
を組み合わせてサービスを作ってくれました。
ホスピタリティも素晴らしいですが、
フレンドシップという関わり方もある。
それを思い起こさせてくれました。
これからは世界観や体験で、
商品サービスが選ばれる要素が
どんどん大きくなっていきます。
あなたの会社のお客様との関わり
において提供する体験は
どのようなものでしょうか?