類型化で起きる自己暗示
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佐々木千博です。
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★類型化で起きるマイナス自己暗示
昨日、人を塊でみる。
類型化し単純化することが、
個の違いを認め活かす
ダイバーシティ経営、才能主義を
阻む壁になっているということを
書きました。
実は、この塊で見てしまう、
類型化し単純化することは、
自分自身の可能性も大きく
狭めてしまうことがあります。
私が過去に聞いて、
残念だなぁ~、勿体ないなぁ~
と思ったものを2・3挙げてみます。
■私は文系だから〇〇分からない
日本人特有かも知れませんが、
理系・文系の刷り込みは本当に
辟易するくらい多いと思います。
私は高校が理数クラスで、
大学が工学系だったので、
安直に「理系」括りにされたり、
「文系」を逃げ言葉にされることが
多かったですが、
理系でも、「俺は理系だから
話すのは苦手」という友達は居ました。
『私は〇〇に苦手意識がある』
なら分かるのですが、
『文系だから、理系だから…』
という人が一定数います。
そう言うことを、免罪符にして
いるつもりなのだと思いますが、
それによって、自分は出来ない、
自分が出来なくても仕方ない
という自己催眠をかけ続けている
のが本当に勿体ないと思って聞いています。
■私は営業だから企画書かけない
そもそも、論理破綻してますね。
・営業=企画書が書けない
・企画書が書けない=営業
どちらも、まるで成り立ちません。
こういう言葉を、
「そうだね」「仕方ないね」と
言ってしまう上司は、
部下の成長に責任を持つもの
として上司失格ですね。
似たようなパターンで、
「私は製造だから営業のことは分からない」
など色々なバリエーションがあります。
「営業のことが分からない」
のではなく、それ以前に
「分かる努力・工夫してない」だけですよね。
■中小企業診断士もっているから
辞めても食べていけるもんな
これは、私が前職で、上層部に
ガンガン提案していた時に
休憩室で同僚から言われた言葉。
正直「はぁ???」と思いました。
資格とったくらいで
辞めても食っていけると思ってるなら
勉強して取ったらいいやん。
勉強もしてないのに
何言っているの??
ただの言い訳やん。
これが偽らざる感想でしたが、
(法律で定められた一部業務以外)
資格がないと社内で挑戦できない
なんてことは絶対にないはずです。
自分を何かのグループに
所属させることで、
それを隠れ蓑に言い訳している。
自分の可能性に蓋をしている。
皆さんの職場でも、そんな発言
あるのではないでしょうか?
この手の偽ロジックに対する
違和感アンテナをしっかり
働かせて、自分と仲間の成長に
蓋をしないようにしたいものです。
PS.
俺もエジソンも同じ人間!
エジソンに出来て、
俺に発明できないはずがない!
みたいな類型化なら素敵ですね♪