当たり前に思えることこそ、しつこく!

おはようございます。

三方未来よし経営(TM) で、

5年・10年と連続増益する会社づくり

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会社づくりをご支援する

感動経営コンサルタント
佐々木千博です。

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★当たり前に思えることこそ、しつこく!

新入社員研修シーズン
真っ只中ということで、
教育・育成ネタを続けます。

新入社員研修では、社会人としての
基本を教えることも多くあります。

特に、最初にボタンを掛け違えると
大変なことは、何度も伝えます。

例えば、「時間を守ること」

何を当たり前なことを!
と思うかもしれませんが、
その当たり前を、本当に皆が
しっかりできているでしょうか?

たとえば以下のようなことです。

時間を守ることは、約束・信用の基本。
相手の時間を守ること。
相手を尊重すること。

相手を尊重しない人は、
自分も尊重されない。
それでいい仕事ができるわけがない。

時間を守るには大きく二つある。
一つは開始時間を守ること。
もう一つは終わり時間(納期)を
まもること。

こういったことを研修での
関わり方として最初に伝えますが、

短時間で頭を酷使するような
ワークの時に、限られた時間で、
粗削りでもアウトプットだそうとせずに
間に合いませんでした・・・

というグループが出た時にも伝えます。

私「時間を守るって二つあったと
 思いますが、何と何でしたか?」

受講生「開始時間と納期です」

私「では、なぜ粗削りでも
 アウトプットがないのですか?」

そんな感じです。

講義中、時間にまつわる話が出てきた
時にも重ねて問います。

「なぜ生産性を重視するのか?
 時間を守りつつ、成果出すため。
 では、なぜ時間を守るんでしたっけ?」

折に触れて、1日に4度も5度も
手を変え、品を変え、
しつこく蒸し返します。

このしつこさが初期教育には重要です。

人は忘れます。

何度も言われて、何度も意識して
できるようになります。

しつこいくらい言われるから
本当に大切だと納得します。

そんな当たり前のことを・・・
と思うことほど、徹底的に、
徹底的に、こだわることが、
人の成長を支援するときには大切です。