経験だけでは3年で伸び悩む
おはようございます。
三方未来よし経営(TM) で、
5年・10年と連続増益する会社づくり
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そして未来の子供たちの幸せに貢献する
会社づくりをご支援する
感動経営コンサルタント
佐々木千博です。
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★経験だけでは3年で伸び悩む
新入社員研修シーズン
真っ只中ということで、
教育・育成ネタを続けます。
4月に私が関わる企業の新入社員
の皆さんは、ほとんどが素直で、
未来に希望をもって熱心に
課題に取り組んでくれる方ばかりです。
2日・3日でも、どんどん押さえどころ
を学んで取り入れていかれます。
ただし、
研修は成長のキッカケであって
成長の大半は、日々の仕事の中と
自己啓発で決まります。
ですので、研修の中で
よく伝える話があります。
それは「振り返り」の大切さ。
新入社員の頃は、
全て初体験なので
正直、誰でも成長します。
最初の1年~3年は、
飲み込みの速さに差はあっても、
誰でも成長します。
「覚えて」「慣れる」だけでも
成長になるので当たり前です。
しかし、そこから先で大きな差
がついてきます。
「覚えて」「慣れる」段階が終わると、
ただ経験するだけでは進歩がないからです。
「振り返り」の質・量が
3年目~の大きな差になります。
ただ、成り行きで仕事をする。
ずっと言われたことを慣れで仕事し続ける。
それを10年続けても、20年続けても、
経験の蓄積で多少は成長しても、
大した成長はできません。
一方で、自覚的に意図をもって仕事し、
しっかり振り返る人は、
その後もどんどん成長します。
上手くいかないことを反省する。
上手くいった時も、更に再現性を上げ、
より成果出す為に振り返り、
次の行動を修正するので、成長します。
30歳の頃には「慣れ」の人と、
「振り返り・改善する」人で、
埋まらないほどの差になります。
だから、
研修中の課題でも、
こなす、覚えるのではなく、
今、疑似的に体験した仕事から
常に「振り返り」「改善策」を導く
ことの練習の場にしてほしい!
と伝えています。
・常に意図して仕事する
・仕事を振り返り改善する
このOSを新入社員のうちに
創るキッカケを提供することが
会社の成長と、一人ひとりの
豊かなキャリア開発において、
私ができる最大のプレゼントだと
考えています。
『3年を過ぎたら、経験だけ
いくら重ねても成長しない。』
『作業は100年やっても作業。
進化と成長ある仕事をしよう!』
『若手育成では何よりも
成長OSをインストールしよう』