計画達成までの4ステップ
おはようございます。
三方未来よし経営(TM) で、
5年・10年と連続増益する会社づくり
厳愛と慈愛の計画達成コンサルタント
佐々木千博です。


昨日は、ある会社の大阪営業部門
のメンバー一人ひとりと個別面談を
一日していました。
その部門が自部門の目標を達成
してもらうための、現状把握の
ためです。
目標達成=計画達成ということで、
この機会に一度、計画達成のための
ステップを今週末まで5回にわたって
簡単にお伝えしたいと思います。
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★計画達成までの4ステップ
計画を狙った通りに達成するための
ステップを大きく4つに分けて
お伝えします。
今日は全体の流れをお伝えします。
まず「計画達成」は「計画」
実行して「達成」の二つに分けられます。
「計画達成」は大きく分けると、
1.達成に繋がる「計画」パート
2.やりきる「達成」パート
に分かれます。
1.達成に繋がる「計画」パート
で特におさえるべきポイントは
以下の二つです。
1-1.正しい計画・肚落ち計画にする
まず、道徳的に、倫理的に、社会的に
正しい方針になっているか?ということです。
これがなぜ大切かというと、
正しい方針であれば、
・社会から応援されやすい
・お客様・取引先様から応援されやすい
・社員も誇りをもって働ける
ので実現しやすいからです。
これは主に社長の仕事です。
もう一つ大切なのは、
なぜこの目標なのか?なぜこの大計画
で進めるのか?を従業員一人ひとりが
肚落ちすることです。
適切でも伝わらなければ、意味がありません。
これは経営幹部(取締役や部長)の仕事です。
「社長が言っているから」で終わって
しまっている会社が結構多いです。
1-2.実行可能な具体的レベルに落とし込む
実行されない時に多いのは、
具体化が不十分な場合が多いです。
経営レベルからの方針や戦略を
各部門・個人の行動レベルに
具体的に落とし込まれていないと、
行動が定まりません。
これは、現場指揮官(課長など)の仕事です。
2.やりきる「達成」パート
で特におさえるべきポイントは
以下の二つです。
2-1.行動と結果・見込の見える化
計画達成に向けて、日々の仕事を
各担当者が取り組むわけですが、
本人しか分からない状況では
組織として成果がでるかは運任せ
になってしまいます。
誰がいつ何をしたのか?
その結果はどうだったのか?
このまま行動を続けた場合の
計画期間における着地見込は?
これらを、しっかり共有することが大切です。
共有とは会議で説明しました。
口頭で〇〇さんに伝えました。
ではダメです。
これは担当者の仕事です。
面倒と反発されることが多いですが、
やりきることが大切です。
2-2.厳愛と慈愛の先行管理
先のパートで見える化されたものを
活用して、現実を計画に近づけて
いくパートです。
大切なのは、計画と現実を近づける
ためのGAPを認識して、
議論と意思決定をやり続けることです。
議論とは、損得・楽か大変かでなく、
組織目標を達成するために、
自分達に何ができるか?
議論を尽くして最善の一手
を皆で導くことです。
済んだことを責める・詰めるのではなく、
見込で特に厳しいところに対して
欲しい未来を実現するために知恵を絞ります。
結果を追い求める厳しさと、
頑張る仲間に寄り添う優しさが
マネージャーには必要です。
一人ひとりは個人の目標だけでなく、
チームで目標達成するための
貢献の精神と行動も重要です。
One for All , All for Oneです。
(for Oneの方は計画達成のこと
で、一人ではありません)
意思決定とは、誰が、何を、いつまでに、
どのレベルまでやるのか?を決めて、
実行することです。
目標達成のために、計画=結果とするため
に私が大切にしているステップを
大きく4ステップにまとめてみました。
すなわち以下の4ステップです。
・正しい計画・肚落ち計画にする
・実行可能な具体的レベルに落とし込む
・行動と結果・見込の見える化
・厳愛と慈愛の先行管理、議論と意思決定
明日から1-1、1-2、2-1、2-2に
ついて、一つずつ補足しながら、
もう少し詳しくお伝えしていきますね。
尚、商品力、ビジネスシステム、
社風・企業文化、個人力
も極めて大きなファクターです。
今回は、計画と達成の部分だけに
フォーカスしてお伝えします。
