デカコーン・アパレル「シーイン」をきっかけに考える、小売業と店舗

理念を核とした組織開発と事業開発で
働く人の幸せと、業績向上体質をつくる

三方未来よし経営®のパートナー
感動経営コンサルタント
佐々木千博です。


★今日のCONTENTS★

【Contents】デカコーン・アパレル「シーイン」をきっかけに考える、小売業と店舗

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【Contents】デカコーン・アパレル「シーイン」
  をきっかけに考える、小売業と店舗
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昨日は、アパレル業界のデカコーン企業
「シーイン」を紹介しました。

▼シーイン▼
https://jp.shein.com/


さっそく、試してみました。

会員登録すると、最初の38時間くらいは、
購入金額に関わらず送料無料と出てきます。

これは登録したその熱いタイミングで
最初の一品の購入体験を創る上で、
とても効果的ですね。

最初に例え損しても、購入体験をつくる
ことが極めて重要ということですね。
入り口で利益を上げようとするビジネスは
あまり上手くいきませんね。
LTV(顧客生涯価値)で考えないと難しいです。



また早速購入もしてみたのですが、
11/12の購入で
「11/17~11/22到着と推察されます。」
とあります。

『ZARAやH&Mの「ファストファッション」が第1世代、
2010年代に登場したboohooやASOSといった
ECベースの「ウルトラファストファッション」を第2世代、
SHEINの「リアルタイムファッション」が第3世代』

と昨日紹介した記事にはありましたが、
受発注と生産がデジタルでリアルタイムにつながった
C2M(Consumer to Manufacturer)モデルの
広州から届く影響でしょうか?


アマゾンの即配送のスピード価値
とはまた違った価値創造モデルですね。
(アマゾンは基本、倉庫預かり・配送)


昨日の「お店で買えないお店」の話も踏まえて、
小売りビジネスでは以下のようなことが言える
時代になったと思っています。


少し雑なまとめですが、

・昔は小売=店舗販売。
・少し前は小売店がメイン・ECは補完的
・これから時代、ECがメイン。店舗が補助的。店舗なしもアリ。
 (アマゾンとアマゾンGo)
 (シーインと、シーイン変えないお店)

・調達・仕入~生産~物流 の
 ビジネスモデル全体で勝負する時代
・店舗は、店舗があるべき明確な理由が
 存在する時に限り有効な存在。


アパレルに限らず、ただ物を売っているだけ
の昔からのお店(小売店)はどんどん
なくなってきていますが、
そうなるべくして、そうなっていると思います。
(人情的・情緒的では、少し寂しいですが・・・)


逆に小売店舗をやっていく場合は、

・物がそこにしかない(希少性)
・ECよりも手軽、EC慣れない人にとって手軽
・店舗でしか出来ない体験に価値がある
・店舗で買う楽しみや喜びがある
・人のつながり・絆がある

そんな側面で店舗経営を考えていく
必要があると思います。


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