従業員を幸せにするには一人あたり粗利向上しかない
理念を核とした組織開発と事業開発で
働く人の幸福と、業績向上体質をつくる
三方未来よし経営®のパートナー
感動経営コンサルタント
佐々木千博です。
★今日のCONTENTS★
【Contents】従業員を幸せにするには一人あたり粗利向上しかない
【Book】毎日更新
今日の読書「ザ・ラストマン」
【Contents】従業員を幸せにするには
一人あたり粗利向上しかない
事業は、環境適応業です。
事業は、働く人を幸せにするためのものです。
この二つの前提にたつならば、
これからも企業が存続・永続していくための
必須条件の一つが、「一人あたり粗利を上げる」
ということになります。
「環境」から見ていくと、
まず確実に言えることが、少子高齢化で、
需要も労働人口も減少していきます。
そして税収・社会保障費も今も既に十分に
赤字ですが、ますます厳しくなるでしょう。
ここから想定されるのは、
・税金や社会保障費の増額
・年金支給時期延長
・定年延長
・年金支給額の減額
・必要な医療費や介護費用アップ(高齢者が増えるため)
などです。
以上を踏まえて、
次の「働く人の幸せ」を考えてみます。
すると、今までの可処分所得では、
生活が厳しくなることが当然に想定されます。
では、お給料を増やすためには、どうするか?
原則的に、お給料は粗利の一部からしか
捻出できませんから、一人あたり粗利額
を増やすしかありません。
これはあらゆる業種・業態について
共通していることです。
私がご支援している一社では○年後に、
業界トップクラスの企業の給与水準に
するために何ができるかを考えはじめています。
『○年後、平均給与を○円または○%上げる!』
経営者や部門長の方は、そんなゴール宣言
してみませんか?
それを実現するために何をするか?
考えていきませんか?
明日は一人あたり粗利額を上げるために
必要なピースを考えてみたいと思います。
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【Book】毎日更新・今日の読書「ザ・ラストマン」
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「AI分析で分かったトップ5%社員の習慣」によると
28社の調査で、一般社員95%の読書量は年平均2.2冊、
トップ5%社員は20倍の年48.2冊です。
社長は勿論、リーダーに読書は必須習慣ですね。
*「書評」や「まとめ」ではありません。
*太字部分は引用部分です。
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「ザ・ラストマン」
著者:川村 隆
(7000億以上の赤字から日立をV字回復させた方)
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実は、業績が悪化しているときのほうが改革はしやすいのです。
業績が悪いときに、採算の取れない事業を「仕舞う」(撤退する)と決めたときも、
その事業のトップや現場の人たちからは反発されました。
それでも、「このままでは日立は倒産してしまう」わけで、
そう説得すると、渋々ではあっても納得してくれます。
ところが業績が回復してから、
「そろそろこの事業は撤退を考えた方がいいな」と判断して
実行に移そうとすると、やはり現場の人たちからは猛反発されます。(中略)
喉元づぎれば熱さを忘れるというように、人は簡単に痛みを忘れてしまうものです。
「“治にいて乱を忘れず”の社風が大切」
“治にいて乱を忘れず”は易経に出てくる
孔子の言葉であるが、経営陣が“治にいて
乱を忘れず”でいるのは、当然にあるべき姿。
せめて経営幹部までは、その心構えを
もっておきたい。会社なんて潰れる時は
簡単に潰れる。現場の一従業員一人一人まで
“治にいて乱を忘れず”、“勝って兜の緒を締める”
の緊張感と自己研鑽をもって
仕事している会社は本当に強いと思う。
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