”座して待つ”と私たちの生活はどうなるのか?
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「さんよし会」主催の佐々木千博です。
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”座して待つ”と私たちの生活はどうなるのか?
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引き続き、リクルートワークス研究所の
「未来予測2040 ~労働供給制約社会がやってくる~」
から取りあげたいと思います。
不本意ながら、予測通りになると、
以下のようなことが起こると書いています。
以下、引用します。
ーーー引用ーーーーーーーーーーー
ドライバーがいないために、荷物が
届けられない地域が発生(2040年の
ドライバー職・不足率予測24.2%)。
「荷物が届くかどうか」が、人が住める
地域を決めるように。日本の4分の1
の地域は事実上、居住不可能に。
現場の人手が逼迫し現役世代に
余裕がなくなり、後進・若手を育てられない。
後継者がいないため廃業に追い込まれる
技術力のある中小企業や、若い人が
職場におらずベテラン・シニアが
大量の残業をして仕事をこなす大企業。
介護現場で介護スタッフ不足が深刻化し、欠員が常態化
(2040年の介護サービス職・不足率予測25.3%)。
週5日訪問介護を受けていたが、
毎週のように週に1~2日は急な連絡
で介護スタッフがこられない。
高齢者自身や家族だけで対応せざるを得ず、
生活が破綻。
建設作業に従事する施工管理者・
オペレーターが慢性的に不足
(2040年の建設職・不足率予測22.0%)。
メンテナンスが必要な道路のうち、
78%しか修繕できず、
地方部の生活道路は穴だらけに。
橋梁の崩落など事故も相次ぐ。
結果、移動にかかる時間が増幅。
医療スタッフが必要数に対して足りず
(2040年の保健医療専門職・不足率予測17.5%)、
病院設備はあるが医師・看護師を
はじめとする医療スタッフがいない状態に。
開いている病院も診察まで長蛇の行列。
救急搬送先も確保できず、救急車の立ち往生が常態化。
事務職などホワイトカラーであっても、
生活面で人手不足に起因したサービス水準低下、
サービス消滅に直面。
これまで問題なく送れていた生活が破綻し、
仕事どころではなくなってしまう。
ーーー引用ここまでーーーーーーー
さて、ゆでガエル状態で、
これを甘んじて受け入れてよいのでしょうか?
ドライバーの2024年問題は有名ですが、
それ以外でも、もう待ったなしです。
政治や時代のせいにしても始まりません。
(そもそも今の政治を選んでいるのは私たち)
生活者として出来ることもありますが、
企業、事業運営という観点で考えた時に
できることもたくさんあると思います。
むしろ、事業チャンスと捉えてはどうか?
と私は思っています。
大きな課題が、相当に手堅い人口統計を
ベースに出ているのですから、
それに一歩先んじて解決の糸口を示せれば
大きなビジネスチャンスになると思うのです。
明日は、それぞれでどんな事業チャンスが
ありそうか考えてみたいと思います。
▼リクルートワークス研究所▼
未来予測2040 労働供給制約社会がやってくる
https://www.works-i.com/
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