目標やKPIの弊害を考える(2)
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「さんよし会」主催の佐々木千博です。
目標やKPIの弊害を考える(2)
前回は、「目標」について、
ビジネスパーソンあるあるの発言
「もう、目標達成見えたから、
後は結果出過ぎないように調整しよう」
「目標費120%とかいったら、
来期の目標が高くなってキツいから
103%くらいに押さえたい」
を取り上げました。
「目標」がないと、
人はなかなか頑張れないけれど、
目標到達したら、そこから逆に力が出なくなる
のはもったいないですね。
次に出てくるのが「目標設定水準」の不公平さです。
仮に同じ等級・職位・職種の
AさんとBさんがいるとします。
Aさんは優秀、Bさんは言葉悪いですが凡庸です。
目標設定時に、Aさんは(前年比でなくとも、)
あなたは力があるから!と目標 1億円。
Bさんは、自分なりに頑張れる水準で・・・
と目標が5000万円。
Aさんは粋に感じて一生懸命頑張りました!
だが力及ばず 9100万円で目標未達。
Bさんは、いつも通りだったのですが、
運も味方して6000万円で、目標費120%。
プロセス評価が仮にないとすると、
S・A・B・C・D の5段階評価で
Aさんは評価C
Bさんは評価A
となったりします。
これだったらAさんはヤル気しませんね。
馬鹿らしい気持ちになるのが普通です。
B2Cなのか?B2Bなのか?
フロービジネスなのか?
ストックビジネスなのか?
業界や商品特性によっても勿論変わりますし、
プロセスを評価に入れるか否かも意見の
別れるところですが、
少なくとも上記のような状態になったら
NGなのは誰でも分かると思います。
私であれば、原則
同一等級・職種ならば、同一水準の目標にします。
そして、昇級・降級をしっかりするかなと思いました。
よく分からない温情とか、嫌われたくない
とかいう曖昧さが結局人の成長も遅らせるように
思うからです。
いうまでもなく、等級と人格は全く別ですし、
評価とその人への寄り添い・応援も全く別の話です。
混同でず、「これはこれ、それはそれ」と
すべきかと思います。
さて、あなたなら、どう考えますか?
どのようにすべきと思いますか?
100%の評価・処遇というのはないですし、
業種業態・職種・状況によっても
違うと思いますが、自分で考えてみることが
リーダーの階段を上ることになるかと思います。
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