相手が主体的に気づきを得る質問のコツ

こんにちは!

佐々木感動マーケティングの雪山さやです。

毎週日曜日の感動経営通信メルマガは雪山からお送りします。

今日のメルマガのテーマは質問です。

現在、私はコーチングについて勉強中なので

今日は、特にコーチングコミュニケーションにおける
質問のコツについてお伝えしたいと思います。


普段の会話における質問とは、異なる点もありますが
日常生活や職場でも活かせるポイントをご紹介しますので
ぜひ明日から使ってみてください!


まず、コーチングにおける「質問」とは、
相手が主体的に気づきを得られるような質問を意味します。


自分が聞きたい知りたいから聞くというよりは
相手のためを思った質問ということです。

具体的には「相手への非難につながる質問をしない
というポイントが挙げられます。


質問をする際に、相手が批判されたと感じた場合、
相手が萎縮してしまって、その後の会話が円滑に進まなく
なってしまったりします。


また、批判されていると感じると人は誰しも自分を守ろうと
思考が働くため「言い訳」ばかり考えてしまい、
相手の成長につながらない、こんなことも起こります。


相手が非難と受け取ってしまうような質問の仕方ではなく、
主体的に内省できるような質問を行うことが重要です。


では、どんな風に質問するとよいのでしょうか?


ひとつご提案したいのは、
「なぜ:Why」を使った質問を避け、
「何:What」や「どのような:how」を使う質問です。


以下3つの質問文を例として考えてみます。

1. なぜ仕事が遅延しているのか?(why)

2. 仕事が遅延している要因は何だと思う?(what)

3. どのような理由で仕事が遅延していると思う?(how)


それぞれ、どのように受け取りましたか?

あなたが上司1~3を言われたとき、どのように返答しますか?


1の質問の場合、まず最初に相手から謝罪が返ってきそうです。

「なぜ?」という言葉にはパワーがあって
上司から言われるとさらにパワーを増します。

相手を非難する・詰めているニュアンスが強くなりますね。


一方で、2と3の質問はいかがでしょうか?

どちらも、本人ではなく外部要因を明らかにする聞き方のため
否定的なニュアンスが少なく感じます。

このように、質問ひとつとっても
相手が萎縮して、謝罪しか出てこないか

建設的な対話ができるか
相手が客観的に物事をみて、主体的に気づきが得られるか
大きく違いが出てきます。

特に、上記の例のような
トラブルの際、困りごとがある際には
質問のチカラが効いてきます。

部下に尋ねる前に、どんな「聞き方」をしようか
立ち止まっていただけたら幸いです。


ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・−
共に学び成長する共育コミュニティ「さんよし会」
https://s-kando.com/service

次回は、10/11(火) 20:00~ 
Zoom オンライン開催 です。

『職場の感動物語から学ぶ勉強会
 カンコン2023予選ベストセレクション後編』

企業の現場で起きた物語から働き方や
人と人の関わりを感じ・考え・語り合う
勉強会です。

ご興味ある方は、以下のフォームから
無料体験参加、お申し込みください。


▼無料体験参加 申込▼
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=dcJqOcua


<以降のさんよし会 ※特別回以外は20:00~ ZOOM>
 ・10月11日(水) 職場の感動物語から学ぶ勉強会
           カンコン2023予選ベストセレクション後編
 ・10月24日(火)
 ・11月8日(水) 日本一の理念経営ベンチマークから
          ピックアップ・セレクション
 ・11月28日(火)
 ・12月13日(水)


▼メルマガ・バックナンバー▼
https://s-kando.com/blog