天の岩戸作戦

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ファンを増やし、会社を成長軌道に乗せる

三方未来よし経営®のパートナー

笑顔あふれる働き方と経営の共育コミュニティ
「さんよし会」主催

感動経営コンサルタント 佐々木千博です。


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 天の岩戸作戦
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先日、とある会社で営業メンバー向けに
営業手法を一緒に考えるミーティングをしました。

具体的には、
ご縁を頂き初回訪問した新規お客さま候補と
継続的に接点をもち、関係を深めていくために
どんなことができそうか?
を考えるミーティングで、お客さまの会長・社長から
依頼を頂いて、そのファシリテーションを私が担いました。


その場に、一人、現状に不満というか納得
できていないような方が居ました。
(以前に、1on1を開催し、私はそれを聞いていました)


仮にAさんとします。

このAさん、このミーティングで、
「書き出してみよう」といっても、まったく
紙に書き出しません。ずっと仏頂面で皆が手を
動かしている中でも、手を動かしません。

発言をもとめても、
「私は〇〇なスタイルですから。
 だから〇〇する気ありません。」
そんな具合です。



終了後、会長・社長と振り返り会をしました。

Aさんの態度に対して、どうしたものか?
という話がありました。



さて、あなたなら、どう考えますか?


● その場でガツンと叱る

● 個別に叱る

● 1on1をして改めて想いを聴く

● やらざるを得ない状況にする

● 他



いろいろなアプローチがあると思いますが、
私は、以下のような提案をしました。


「北風と太陽」でいきましょう。

ここでいう「太陽」は宥和路線をとって
譲歩してご機嫌とりをしよう
という意味ではありません。

熱量上がりやすい人から、少しずつ熱量を
あてていって、一人鎧を着ているのが
馬鹿らしくなるように、組織の空気を変えて
いきましょう。熱量ある空気にしていきましょう。

ということです。


殻にこもっている人を無理やり何とかしようと
しても超短期的には何とかなっても、
中長期的には難しいです。

また、1on1で想いを聴けば何とかなる
というのも、少しおめでたいように思います。
(勿論、1on1が有効なケースもあります)


「朱に交われば赤くなる」と言う言葉がありますが、
組織風土が人を育てたり、腐らせたりします。
会社色を変えることが大切です。


言葉を変えれば、
かつてアマテラス様は天の岩戸にお隠れになりました。
手力雄神(タジカラオノカミ)が一生懸命
岩戸を開けようとしたが、開かなかった。
そこで、岩戸の外で天鈿女命(アメノウズメノミコト)が
裸踊りして皆楽しそうに騒いでいたら、
アマテラス様が自分で岩戸を開けた。

それと同じようにしようということですね。


佐々木命名「天の岩戸作戦」

職場をポジティブ・楽しくすることで、
その場の空気で、ネガティブな人の心の岩戸を
開けさせる作戦。取り組み姿勢。



叱ることが必要な時もあります。
1on1がいいときもあるでしょう。
でも「天の岩戸作戦」も、考えてみてください。


天の岩戸も、心の扉も内開き、
外から無理やりでは難しいです。



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