ラーニングスキル、ラーニングカルチャーがコアになる
前号では、上村さんから「自己マスタリー」
という話をお届けしました。
要点としては、
ーーーー引用ーーーーーー
つまり、自分の本当に実現したい事に対して
必要な能力を絶えず伸ばしていき、
その実現したいことを目指していく。
そういった個人個人の姿勢が
「学習する組織=目的を達成する能力を
効果的に伸ばし続ける組織」
を創り出すということ
ーーーーここまでーーーー
能力そのものも勿論大切だけれども、
その向き合う姿勢が、組織によい影響を
与えて、正の強化ループが回っていく
ということですね。
チームSKM、コンサル3名+1名の4名で
活動していますが、一つ言えるのは、
皆、勉強熱心!!
自ら研鑽テーマを決めて、自ら投資して、
自ら学んで分かちあうのが普通なんですね。
なので、このチームの未来を
信じて疑っていません。
一人でやっていた時よりも断然楽しいし、
より人が輝く企業づくりの可能性を感じています。
さて、関連して、第四次産業革命の真っ只中、
激変で予測困難なVUCAと言われる時代の
コア能力は何か?
ということについて、私はかねてから、
個人では「ラーニング・スキル」
組織では「ラーニング・カルチャー」
がコアになると言ってきました。
私の造語なので、世間一般で
こんな言葉があるかは知らないですが、
ラーニング・スキル
学びに貪欲である能力
好奇心をもち素直に学ぶ能力
必要なことには投資して学ぶ能力
多忙でも学びを止めない能力
学びを実践に落とし込む能力
ラーニング・カルチャー
学び・成長し続けるのが当たり前の企業文化
現状に満足せず学び変化し続ける企業文化
人の学びに触発されて、学びが加速する企業文化
こんなイメージです。
経営は環境適応業であり、環境激変の中で、
必要な知識・スキルも変わります。
全ての軸となる志やミッションをベースに
普遍的ポータブルスキルを磨き続けながら、
新しい知識や技能を修得していく。
それを業務に反映していく。
結局、このラーニングスキルとカルチャーが
究極のポータブルスキルではないか?
と思っています。
さて、あなたのラーニング・スキル、
御社のラーニング・カルチャーは如何ですか?