世代をまたぐ交流からの学び

チームSKM 上村拓也 です。

先日、東京で大手メーカー様の
リーダーシップ研修のサポートの仕事を
させていただきました。


グループで関わっている仕事で
3ヶ月で全10回のコンテンツで
ファシリテーターとして関わらせていただきました。


この研修は新しい時代のリーダーシップを学び
現場で実践するというコンセプトであり、

課長や部長という立場の方といったリーダーから
入社2年目~5年目くらいの若手社員でありながら
部署でリーダーシップを自分の形で発揮している方、
発揮しようとしている方も対象としている研修で、
手挙げ制の研修でした。

 

手挙げ制なので、
20代の若手社員の方の積極性が良くて、
研修の場でも積極的に対話に入ったり、
発表をしてくれたり、

懇親会の場でもベテラン社員の方と
気さくにコミュニケーションをとられたりと
非常に良い触媒であり潤滑油になっておられました。

 

そして発表の際も
「私が気付いたことは点です。それは〇〇と〇〇です。
 そして実践していこうと思ったことは3点あります。それは、、」
と報告も論理的にまとめて話をされており優秀だなと思いました。

型どおりにせずにひきつけるベテランならではの話術もあるかと思いますが、
守破離の守をしっかりとされているのは素晴らしいと思いました。

 

研修を提供しながら感じたのは、
世代をまたいで雑談や懇親をただただするのではなく、

こういった研修で
「リーダーとは?」「心理的安全性とは?」「組織のミッションとは?」
ということについて対話することに意味があり、効果があると感じました。

 

ベテラン社員の方が若手社員の考えや意見を聞いて
「すごいな…」「お前そこまで考えていたのか…」「そんな視点があるのか…」
と受け止められて、逆に学びと気付きになっているという風景を
何度も目の当たりにしました。

もちろんそれを素直に受け止められるリーダーの方も素晴らしいのですが。

 

人はいつでも誰からでも学ぶことができます。

最近は意識的に10代、20代から
フィードバックをもらおうとする大人もいるようです。

自分にはない視点を常に取り入れることで
凝り固まった考えから脱却し、
時代に則したリーダーシップを発揮したり、
新たなイノベーションを発揮することができるのではないでしょうか。